セルビア · 主菜

セルビア風ポテトムサカ(Musaka od krompira)

3〜4mmの生じゃがいもを、火を通した牛・豚ひき肉のフィリングと重ね、前半はふたをして蒸し焼きにします。最後に卵と牛乳を流して焼き固め、中心74℃を確認して10分休ませます。

セルビアの代表料理
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セルビア風ポテトムサカ(Musaka od krompira)
出来上がり量 6人分
準備時間 25分
加熱時間 70分
待ち時間 10分
概要

セルビア風ポテトムサカ|じゃがいも、牛豚ひき肉、卵と牛乳の重ね焼き

ムサカは東地中海からバルカンにかけて幅広い料理名ですが、セルビアの家庭料理ではじゃがいもを使う形がよく見られます。日本でムサカというとナスやベシャメルのギリシャ式が知られていますが、この固定版は別の構成です。

1200gのじゃがいもを3〜4mmへ均一に切り、300g牛ひき肉と300g豚ひき肉を合わせたフィリングを間に挟みます。じゃがいもを厚く切ると、表面が焼けても中心だけ硬く残るため、厚さをそろえることが最初の重要点です。

ひき肉フィリングは生のまま挟まず、玉ねぎとにんにくを炒めた後、肉が71℃以上で生の赤みがなくなるまで先に火を通します。100ml水を加えて短く煮るため、フィリングは湿っていますがスープ状ではありません。

最初のオーブン加熱は200℃で40分、ふたまたはホイルをきっちりかけます。蒸気を閉じ込めてじゃがいもをほぼ柔らかくしてから、150g溶き卵と300ml牛乳を注ぎます。仕上げはふたなしで15分、表面がきつね色になり、中心が74℃以上で卵液が完全に固まるまで焼きます。

焼き上がり直後に切ると層が動きやすいため、10分休ませます。卵液とじゃがいものデンプンが落ち着き、6等分したときに層を保ちやすくなります。

実用情報

実用情報

  • じゃがいもは3〜4mmにそろえる厚みがばらつくと同じ焼き時間で柔らかさがそろわない。
  • ひき肉は先に71℃まで加熱する生肉の水分を層の中へ持ち込まない。
  • 卵液は中心74℃と固まりの両方を見る温度だけでなく中心まで固まったことを確認し、その後10分休ませる。
材料

材料

じゃがいもと肉の層

  • 1200gじゃがいも、皮をむいて3〜4mm薄切り
  • 300g牛ひき肉
  • 300g豚ひき肉
  • 150g玉ねぎ、みじん切り
  • 8gにんにく、みじん切り
  • 30mlひまわり油、フィリングと耐熱皿に分けて使う
  • 8g甘口パプリカパウダー
  • 10g細塩、全体に分けて使う
  • 2g黒こしょう
  • 100ml水、ひき肉フィリング用

卵と牛乳の仕上げ

  • 150g全卵、約大3個分、溶く
  • 300ml全乳、冷たいもの
作り方

作り方

作り方

  1. 材料を切りそろえる25分でじゃがいもを3〜4mmへ均一に切り、玉ねぎとにんにくを刻む。牛ひき肉と豚ひき肉を合わせる。卵は仕上げを入れる直前に溶く。生のひき肉は他の食材と分けて扱う。

  2. ひき肉フィリングを完全に加熱するフライパンで油の一部を中火にかけ、150g玉ねぎを柔らかくする。8gにんにく、牛ひき肉300g、豚ひき肉300gを加え、生の赤みがなくなるまで炒める。8g甘口パプリカ、塩の一部、2g黒こしょうを加え、100ml水を入れて短く煮る。ひき肉は71℃以上にする。

  3. じゃがいもと肉を重ねてふた付きで焼く油を塗った20×30cm耐熱皿にじゃがいもの半量、ひき肉全量、残りのじゃがいもの順に重ね、固定量の塩を配分する。密閉するように覆い、200℃のオーブンで40分焼く。じゃがいもがほぼ柔らかく、縁が沸いていることを確認する。

  4. 卵と牛乳を注ぎ、ふたなしで焼く150g溶き卵と300ml全乳、残りの調味を泡立て器で混ぜ、全体へ均一に注ぐ。200℃でふたをせず15分焼き、表面がきつね色、中心の卵液が固まり、中心温度74℃以上になったら出す。

  5. 10分休ませて切る耐熱皿のまま10分休ませ、泡立ちが落ち着き、切り分けても層が崩れにくくなってから6等分する。

実用情報

実用情報

提供

10分休ませた後、温かい状態で盛ります。葉野菜やキャベツのサラダを別添えにできます。プレーンヨーグルトも別添え可能ですが固定配合には含めません。

前日準備と保存

ひき肉フィリングは前日に作り、速やかに冷却して冷蔵できます。じゃがいもは焼く直前に切って組み立てます。残りは2時間以内に浅く分け4℃以下で冷蔵し、3〜4日以内に食べます。温め直しは乾燥を防ぐため大半を覆い、中心74℃まで加熱します。

確認ポイント

確認ポイント

  • 表面は色付いたのにじゃがいもが硬い目安: 切り方が厚いか、最初のふた付き40分が足りない。卵液を入れる前にじゃがいもの柔らかさを確認する。調整: —
  • 切ると崩れる目安: 卵液が十分に固まっていないか、焼き上がり直後に切った。中心74℃を確認し、10分休ませる。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1人分の量休ませた全量の1/6
  • エネルギー555kcal
  • 炭水化物41g
  • たんぱく質35g
  • 脂質28g
  • 食物繊維5g
  • ナトリウム920mg

数値は概算です。製品、下処理による歩留まり、吸収量、実際の取り分け方によって変わります。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

卵と乳を含みます。牛・豚ひき肉フィリングは71℃以上まで加熱します。卵と牛乳の仕上げを加えた後は、キャセロール中心を74℃以上にします。残りは2時間以内に4℃以下へ冷蔵し、3〜4日以内に使い、温め直しも74℃まで行います。

仕上がり: 薄いじゃがいも、しっとりしたひき肉、固まった卵と牛乳の層が一体になり、切り分けても形を保ちます。

決め手: 3〜4mmのじゃがいも、完全に加熱したフィリング、中心74℃、最後の10分休ませが安定した切り口の条件です。