セルビア · スープ・前菜

Riblja čorba

大きく切った淡水魚を、よく柔らかくした玉ねぎ、甘口パプリカ、トマトパッサータ、ワインビネガー、乾燥唐辛子と弱く煮ます。魚を入れた後はかき混ぜず、鍋を静かに動かして身崩れを防ぎます。

セルビアの代表料理
共有
Riblja čorba
出来上がり量 8杯分
準備時間 25分
加熱時間 45分
待ち時間 0分
概要

Riblja čorba|パプリカとトマトで煮るセルビアの川魚スープ

Riblja čorbaはセルビアの川魚を使うスープの名称です。パプリカと魚を使う点ではfiš-paprikašと重なりますが、この料理はより汁が多く、魚とスープを一緒に椀へ取る「čorba」として仕上げます。

固定配合では清掃済みの淡水魚を1500g使い、種類は混合でも構いません。栄養計算は鯉を代表値にしています。魚は大きな提供サイズに切り、見える小骨は可能な範囲で抜きます。それでも川魚には細い骨が残り得るため、盛り付け時にも再確認します。

玉ねぎ300gは油で強く炒めず、計量した水の一部で10分煮て完全に柔らかくします。そこへ10gの甘口パプリカを混ぜ、魚、残りの水、250mlトマトパッサータを加えます。湿った玉ねぎにパプリカを入れることで、熱い油の中で焦げる危険を減らします。

30mlワインビネガー、5gの小さな乾燥赤唐辛子、12g塩を加えた後は30分だけ穏やかに煮ます。魚の厚い部分が63℃以上で、身が不透明になりほぐれやすいことを確認します。安全温度だけでなく、身が大きな形を保っていることも品質の目安です。

魚を入れた後におたまで鍋底からかき回すと崩れやすくなります。必要な場合は鍋全体を軽くゆすります。最後に乾燥唐辛子を取り出し、各椀で小骨を確認します。

実用情報

実用情報

  • 玉ねぎを先に完全に柔らかくする短い魚の煮込み時間だけでは生の辛味を消しきれない。
  • 魚を入れた後はかき混ぜない必要ならおたまではなく鍋全体を静かに動かす。
  • 温度と身の状態を別に見る63℃は安全の基準で、身が不透明で崩れすぎないことは品質の基準。
材料

材料

スープ

  • 1500g下処理済み混合淡水魚、大きな提供サイズに切り、可能な範囲で骨を除く
  • 1500ml水
  • 300g玉ねぎ、非常に細かく刻む
  • 10g甘口パプリカパウダー
  • 250mlプレーンなトマトパッサータ
  • 30mlワインビネガー
  • 5g乾燥赤唐辛子、小さめ1本を丸ごと
  • 12g細塩
作り方

作り方

作り方

  1. 魚と玉ねぎを準備する25分で魚の残ったうろこや見える小骨を確認し、大きな切り身にする。300g玉ねぎは非常に細かく刻む。生魚は4℃以下で保ち、交差接触を防ぐ。

  2. 玉ねぎを完全に柔らかくする4〜5Lの幅広鍋に玉ねぎと、玉ねぎが浸る程度の計量済み水を入れる。弱めの中火で10分、辛味がなくなり完全に柔らかくなるまで煮る。

  3. 魚とトマトを加えて煮立てる柔らかい玉ねぎに10g甘口パプリカを混ぜ、魚、残りの水、250mlトマトパッサータを加える。中火で5分ほど、激しく沸かさず安定してふつふつする状態へ持っていく。

  4. かき混ぜずに煮る30mlワインビネガー、5g乾燥赤唐辛子、12g塩を加え、弱火で30分穏やかに煮る。魚の間をかき混ぜず、必要なら鍋を軽くゆする。最も厚い魚が63℃以上になり、身が不透明でほぐれやすいことを確認する。

  5. 唐辛子を取り出して盛る乾燥赤唐辛子を取り出し、魚とスープを椀へ盛る。各人分で小骨をもう一度確認し、川魚には細い骨が残る可能性があることを伝える。

実用情報

実用情報

提供

熱いまま、魚とスープを同じ椀に盛ります。特に子どもへ出す場合は、小骨を食べる前にも確認します。

保存と再加熱

完成スープは2時間以内に浅い容器へ分け4℃以下へ冷蔵し、3〜4日以内に食べます。温め直しは74℃まで行いますが、繰り返し強く沸騰させると魚が細かく崩れるため、必要以上に煮立てません。

確認ポイント

確認ポイント

  • 魚が細かく崩れる目安: 沸騰が強すぎるか、魚を入れた後にかき混ぜている。弱い煮立ちを保ち、鍋をゆする。調整: —
  • パプリカの味が苦い目安: 十分な水分がない状態でパプリカを加熱した可能性がある。柔らかい湿った玉ねぎへ混ぜ、すぐ魚、水、トマトを加える。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1人分の量完成スープの1/8
  • エネルギー265kcal
  • 炭水化物6g
  • たんぱく質34g
  • 脂質11g
  • 食物繊維2g
  • ナトリウム690mg

数値は概算です。製品、下処理による歩留まり、吸収量、実際の取り分け方によって変わります。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

魚を含みます。生魚は調理直前まで4℃以下で保管し、最も厚い部分を63℃以上に加熱します。完成スープは2時間以内に4℃以下へ冷蔵し、3〜4日以内に使い、再加熱は74℃まで行います。淡水魚には小骨が残る可能性があるため、盛り付け時にも確認します。

仕上がり: 流動性のある赤いスープの中に、識別できる大きさの魚が残ります。

決め手: 魚を入れた後は弱く煮て、かき混ぜず鍋を動かすことが、身崩れを防ぐ決め手です。