セルビア料理 · サラダ/副菜

Moravska salata

Moravska salata は、香ばしく焼いて皮をむいた赤パプリカ、生の完熟トマト、ポロネギ、にんにくを合わせる冷たいサラダ。チーズを加えず、野菜の汁と少量の油・ワインビネガーを生かす。

セルビアの代表料理
共有
Moravska salata
出来上がり 4人分
準備時間 30分
調理時間 20分
待ち時間 30分
概要

Moravska salata ― 焼きパプリカと生トマトのセルビア風サラダ

Moravska salata の中心は、焼いた赤パプリカと生のトマト、にんにくの組み合わせにある。セルビアのサラダには近い構成のものが複数あるが、ここでは白いチーズを上から加えず、焼き野菜と生野菜の食感差を残す。ポロネギとパセリが香りを補い、油とビネガーは野菜から出る汁を受け止める程度に抑える。

パプリカだけを230 °Cで焼く。皮に水分が残っていると蒸れやすいため、洗った後は表面を乾かしてから天板へ。表面が膨れて所々濃くなり、果肉がやわらかくなったら覆った耐熱ボウルへ移し、15分休ませる。蒸気で皮が浮き、果肉を崩さずにむきやすくなる。

トマト、ポロネギ、にんにく、パセリは生のまま。特にポロネギは白〜淡緑の部分を薄く切る。厚いままだと辛味と繊維感が前に出る。にんにくは細かく刻み、一口ごとの強さにむらが出ないようにする。

ドレッシングはひまわり油30 ml、ワインビネガー15 ml、塩5 g、黒こしょう1 g。トマトとパプリカ自体から水分が出るため、強くかき混ぜる必要はない。ボウルの底から折り返すようにやさしく和え、トマトの角を残す。仕上げに4 °C以下で15分冷やすと、塩で少量の汁が出て全体がまとまる。

作り置きするならパプリカだけ先に焼いて冷蔵し、トマトは食べる近くで切る。完成後は4 °C以下で保存し、食感の点から2日以内に使う。

実用情報

実用情報

  • 焼くのはパプリカだけトマトを生に保つことで、甘い焼き香と新鮮な酸味が両立する。
  • 焼き汁を全部捨てない余分だけ切り、少量の汁はサラダの一体感に使う。
  • 混ぜ過ぎないトマトをつぶさず、野菜の形を残す。
材料

材料

焼きパプリカのサラダ

  • 600 g 赤パプリカ、丸ごと
  • 400 g 完熟トマト、丸ごと
  • 80 g ポロネギ、白〜淡緑の部分
  • 10 g にんにく、皮をむく
  • 10 g イタリアンパセリ、洗う
  • 30 ml ひまわり油
  • 15 ml ワインビネガー
  • 5 g 細塩
  • 1 g 黒こしょう
作り方

作り方

パプリカを焼く

  1. 野菜を洗う600 gのパプリカ、400 gのトマト、80 gのポロネギ、10 gのパセリを流水でよく洗い、パプリカは乾かす。表面に土が残らず、皮が蒸れるほど濡れていない状態にする。

  2. パプリカを焼く丸ごとのパプリカを230 °Cで20分焼き、1〜2回返す。皮が膨れて所々濃くなり、果肉がピューレ状に崩れない程度までやわらかくする。

  3. 蒸らして冷ます熱いパプリカをふた付きボウルへ移し、15分休ませる。皮が果肉から浮き、むきやすくなればよい。

  4. 皮をむいて切る皮、へた、種を取り、余分な汁だけ短時間切ってから10分ほどで幅広い細切りまたは小片にする。果肉の形を残す。

和えて冷やす

  1. 生野菜を切るトマトは角切り、ポロネギは薄切り、にんにくは細かく、パセリは刻む。ポロネギは生で食べやすい薄さにする。

  2. 調味するパプリカ、トマト、ポロネギ、にんにく、パセリに30 mlのひまわり油、15 mlのワインビネガー、5 gの塩、1 gの黒こしょうを加え、7分ほどでやさしく和える。

  3. 15分冷やす4 °C以下で15分冷蔵する。全体が冷え、底に少量のパプリカとトマトの汁が集まるが、野菜が水浸しになっていない状態で供する。

実用情報

実用情報

実用的なヒント

パプリカは数時間前に焼いて皮をむき、覆って冷蔵できる。トマトとポロネギは食べる近くで切る。ワインビネガー15 mlは同量のアップルサイダービネガーに替えられ、酸味の役割は保たれるが香りは少し果実寄りになる。

確認ポイント

確認ポイント

  • すぐ水っぽくなる目安: トマトを強く混ぜて崩したか、パプリカに多量の焼き汁が残った可能性がある。余分だけ切り、やさしく和える。調整: —
  • ポロネギが強過ぎる目安: 切り方が厚い可能性がある。白〜淡緑の部分だけを薄く切る。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1食分約275 g
  • カロリー145 kcal
  • 炭水化物18 g
  • たんぱく質3 g
  • 脂質8 g
  • 食物繊維5 g
  • ナトリウム500 mg

数値は概算で、野菜の水分量や実際に残るドレッシングによって変わる。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

記載した材料自体に主要アレルゲンは含まれない。生野菜は切る前に流水で洗う。完成品は4 °C以下で冷蔵し、残りは2時間以内に冷蔵する。

完成像: 甘い焼きパプリカとみずみずしい生トマトに、ポロネギとにんにくが利く、汁ごと食べる冷たいサラダ。

決め手: パプリカだけをローストし、トマトは生のまま、最後は強く混ぜずに冷やす。