ヴラフ/東セルビア · 塩味のペストリー

Vlaška plašinta sa sirom — チーズ入り揚げ発酵生地

柔らかな発酵生地を薄くのばし、殺菌済み白チーズと卵を包んで平たい8個の包みにする。一次発酵と成形後の休ませ時間を取り、175℃の油で2個ずつ揚げ、中心の卵チーズ層を71.1℃まで加熱する。

セルビアの代表料理
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Vlaška plašinta sa sirom — チーズ入り揚げ発酵生地
出来上がり量 チーズ入りplašinta 8個
準備時間 50分
加熱時間 34分
待ち時間 95分
概要

発酵させた薄い生地に白チーズと卵を包み、175℃の油で揚げるVlaška plašinta

Vlaška plašinta は、液状生地を流して焼くパンケーキというより、発酵した薄いパン生地でチーズを包んで揚げる料理に近いです。東セルビアのヴラフ系食文化を扱う資料では、イースト生地、チーズと卵の具、薄くのばして折りたたむ形、油での加熱が確認できます。形には丸形や多角形など幅があります。

生地は柔らかく、パンのように発酵させます。最初の60分で全体を約2倍まで膨らませることで、揚げ上がりに軽い気泡ができます。その後8等分して薄くのばし、具を入れて閉じた後にさらに30分休ませます。この二つの待ち時間は目的が違い、後者は成形で張った生地をゆるめる時間です。

具は熟成タイプの白チーズと殺菌済み全卵だけで厚くまとめます。水っぽい具は継ぎ目を弱くし、熱い油へ漏れると危険でもあります。チーズを崩して卵を混ぜ、傾けたスプーンから流れ落ちない濃さにします。生地の縁には具を付けず、清潔な接着面を残します。

揚げ油は175℃を基準にします。低すぎると生地が油を吸いながら中心が遅れ、高すぎると外側だけが先に濃く色づきます。8個を4回、2個ずつ揚げ、1組ごとに油温が戻るのを確認します。大量に入れて温度を落とさないことが、揚げ時間の再現性につながります。

外側のきつね色だけでは中心の安全性を判断できません。折り重なった生地に生の筋がなく、最も厚い卵チーズ部分が71.1℃に達していることをテスト個体で確認します。油温と中心温度は別の値なので、両方を測ります。

揚げ上がったら5分油を切り、最も熱い蒸気を逃がしてから食べます。表面の歯切れと、柔らかく熱いチーズの中心が対照になるのはこの時間帯です。長く蒸らすと皮が湿りやすいため、保存より出来たて向きの料理です。

実用情報

実用情報

  • 中央だけ厚くしない生地の重なりも含めて均一な厚みにする。
  • 縁を汚さないチーズが付いた継ぎ目は開きやすい。
  • 油温を175℃付近に戻す2個ずつ揚げ、次の組の前に温度を確認する。
材料

材料

発酵生地

  • 600g 小麦粉
  • 7g インスタントドライイースト
  • 10g グラニュー糖
  • 10g 細塩
  • 360ml 水、人肌程度
  • 14g ひまわり油、生地用

チーズフィリング

  • 300g 殺菌済み熟成白チーズ、崩す
  • 150g 殺菌済み全卵、溶く

揚げ油

  • 1000ml ひまわり油
作り方

作り方

作り方

  1. 柔らかな生地をこねる小麦粉、イースト、砂糖、塩を合わせ、水と14 gのひまわり油を加える。約15分こね、引っ張ってすぐ裂れず、硬すぎない柔らかな弾力が出るまで仕上げる。

  2. 一次発酵を取るボウルを覆い、60分置く。生地が約2倍にふくらみ、内部に空気を含んだ感触になればよい。

  3. チーズと卵を合わせる白チーズをフォークで崩し、溶いた全卵を加えて5分ほど混ぜる。傾けたスプーンから流れない濃いフィリングにする。

  4. 8個を薄く包む発酵生地を8等分し、それぞれ薄くのばす。中心に具を広げ、縁を内側へ折って平たい包みにし、接合部をしっかりつまむ。具が縁へ出ず、中心だけ極端に厚くならないようにする。

  5. 成形後30分休ませる8個を覆って30分置く。少しふくらむが、平たい形を保って揚げやすい状態にする。

  6. 揚げ油を175℃へ安定させる1000 mlのひまわり油を深めの鍋へ入れ、鍋の容量の半分を超えないようにする。底から離した位置で温度計を測り、約10分かけて175℃へ安定させる。

  7. 2個ずつ4回揚げる175℃の油へ2個入れ、途中で一度返し、1組約6分を目安に揚げる。残りも同様に4組、合計約24分。各組の間に油温を175℃付近へ戻す。テスト個体の中心に生の生地線がなく、卵チーズの最厚部が71.1℃に達していれば火が通っている。

  8. 5分油を切るラックまたは吸油紙へ上げ、5分置く。表面がぱりっとし、中心は熱いが、生の生地や液状卵が出ない状態で供する。

実用情報

実用情報

食べ方

5分の油切り後、熱いうちに食べます。ヨーグルトや発酵乳は地域のレシピでよく見られる組み合わせで、揚げ生地とチーズの濃さを酸味で整えます。

準備

最初の発酵は冷蔵庫で一晩かける方法にも置き換えられるが、翌日はのばせる温度へ戻してから分割します。具を入れた状態で何時間も放置すると、塩分のあるチーズから水分が出て継ぎ目が弱くなります。

残りの扱い

2時間以内に4℃以下で冷蔵し、3日以内に使います。再加熱は中心を74℃まで上げます。オーブンや乾いたフライパンの方が、蒸すより表面を戻しやすいです。

確認ポイント

確認ポイント

  • 外側だけ先に濃くなる目安: 油温が高すぎるか包みが厚い。175℃へ戻し、残りはより均一に薄くのばす。調整: —
  • 油っぽい目安: 2個を入れた後の温度低下が大きい。詰め込まず、次の組までに油温を回復させる。調整: —
  • 具が漏れる目安: 縁にチーズが付いたか、接合が甘い。縁を清潔に残して強く閉じる。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1回量8個のうち1個
  • エネルギー570kcal
  • 炭水化物60g
  • たんぱく質17g
  • 脂質28g
  • 食物繊維2g
  • ナトリウム900mg

数値は概算。揚げ油1000 mlをすべて摂取する計算ではなく、全量で約120 gの油が保持される想定を使っている。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

小麦由来のグルテン、乳、卵を含む。殺菌済みチーズと卵を使う。揚げ油は175℃前後を保ち、鍋へ水を近づけない。最も厚い卵チーズ部分を71.1℃まで加熱する。残りは2時間以内に4℃以下で冷蔵し、再加熱では中心を74℃まで上げる。

よくある質問

よくある質問

なぜ2個ずつ揚げる?

冷たい生地を大量に入れると油温が急落するからです。少量ずつなら外側と中心の加熱速度をそろえやすいです。

外側がきつね色なら中心も安全?

そうとは限りません。重なった生地と卵チーズの中心は外側より遅れるため、テスト個体で生地の状態と中心温度を確認します。

完成像: 外側は香ばしく歯切れがあり、内側には発酵生地と熱い白チーズ・卵の層が残る平たい揚げ包み。

要点: 継ぎ目を乾いた状態で閉じ、油を175℃前後に保ち、中心の具を71.1℃まで加熱する。