イタリアの代表料理

ビゴリ・イン・サルサ(玉ねぎとアンチョビのヴェネツィア風パスタ)

レシピ早見表

ビゴリ・イン・サルサ(玉ねぎとアンチョビのヴェネツィア風パスタ)

構造化レシピの主要情報。

コースプリモ・ピアット
料理イタリア料理(ヴェネツィア)
調理法玉ねぎを長く煮るソース
難易度中級
分量
6人分
準備
20分
加熱
100分
合計
120分
エネルギー目安
約555 kcal(1人分あたり)

甘くなるまで煮た玉ねぎとアンチョビを太いビゴリに絡める

ビゴリ・イン・サルサ(玉ねぎとアンチョビのヴェネツィア風パスタ)

玉ねぎ750 gをオリーブ油で80分、色付けずに柔らかく煮て、油を切ったアンチョビ120 gを溶かす。ビゴリ720 gを10分ゆで、濃い玉ねぎソースと合わせる6人分のヴェネツィア風パスタ。

ヴェネツィア風ビゴリ・イン・サルサ、玉ねぎとアンチョビを合わせた太麺パスタ
ビゴリ・イン・サルサは、甘く煮た玉ねぎとアンチョビのソースを太い麺にまとわせる。

01 · 概要

概要

日本語のイタリア料理情報でも「ビゴリ・イン・サルサ」として紹介され、太いビゴリに玉ねぎとアンチョビのソースを合わせる料理として理解されている。この配合では玉ねぎ750 gを80分かけて甘く柔らかくし、アンチョビを形がなくなるまで溶かす。

ソースは炒め玉ねぎの褐色を狙わない。透明感のある柔らかい玉ねぎを作り、アンチョビと一体化させてから軽く攪拌し、太い麺の表面にまとわりつく濃度にする。ゆで上がったビゴリはソースで仕上げ、鍋底に油がたまらない状態を目指す。

80分は色ではなく柔らかさ

強火で短縮せず、玉ねぎが透き通って甘くなるまで低い火力を保つ。

アンチョビの形を残さない

塩味の塊を作らないよう、ソースの中で完全に溶かす。

02 · 材料

材料

ビゴリと玉ねぎ・アンチョビソース

720 g
ビゴリ
750 g
玉ねぎ 非常に薄く切るか細かく刻む。中玉5個相当を重量換算
120 g
オイル漬けアンチョビフィレ 油を切る
140 ml
エクストラバージンオリーブ油
12 g
イタリアンパセリ 細かく刻む

03 · 作り方

作り方

玉ねぎとアンチョビのソース

  1. 玉ねぎを80分煮る

    広い厚手の鍋にオリーブ油と玉ねぎを入れ、弱火で80分、焦がさずにゆっくり火を通す。

    玉ねぎは褐色にならず、透き通って非常に柔らかく甘い状態にする。
  2. アンチョビを溶かす

    油を切ったアンチョビを加え、木べらで崩しながら玉ねぎに完全になじませる。

    はっきりしたアンチョビの固まりが残らない状態にする。
  3. ソースを整える

    ソースを軽く攪拌し、玉ねぎとアンチョビを一体化させる。

    麺にまとわりつく濃度を保ち、油だけが分離しない状態にする。

ビゴリをゆでて合わせる

  1. ビゴリを10分ゆでる

    たっぷりの湯でビゴリを10分ゆで、ソースで仕上げられる程度の歯ごたえを残して湯を切る。

    麺はソースの中で仕上げても崩れない硬さを残す。
  2. ソースで仕上げる

    ゆでたビゴリをソースの鍋に加えて全体を絡め、刻んだパセリを加える。

    ソースは太い麺の表面を覆い、鍋底に液体としてたまらない状態にする。

04 · 確認ポイント

確認ポイント

玉ねぎ

色と柔らかさ

80分後も濃い褐色ではなく、透き通って形が崩れる柔らかさを基準にする。

問題目安調整
ソースが油っぽい玉ねぎとアンチョビが十分に一体化していないと、油が分離して見える。低温でよく混ぜ、必要に応じて軽く攪拌してから麺を加える。
アンチョビだけが塩辛いフィレの塊が残っている可能性がある。玉ねぎの中で完全に溶かしてから麺を合わせる。

05 · 実用情報

実用情報

作り置き

ソースは先に作れるが、ビゴリは食べる直前にゆでて合わせる方が食感を保ちやすい。

残りの保存

加熱後は速やかに冷蔵し3日以内。再加熱時は少量の水を加え、中心まで74 ℃にする。

06 · よくある質問

よくある質問

普通の細いスパゲッティでも同じ?

このレシピの麺はビゴリ720 gである。別の麺では表面積やソースの絡み方が変わる。

玉ねぎを強火で炒めてもよい?

この配合は80分の低温調理を前提にする。焦がして甘味を作るのではなく、淡い色のまま柔らかくする。

07 · 栄養情報

栄養情報

エネルギー
555 kcal
炭水化物
91 g
たんぱく質
20 g
脂質
15 g
食物繊維
6 g
ナトリウム
760 mg

6人分のうち1人分あたりの概算値。USDA FoodData Centralの食品成分データを用いた材料重量ベースの計算で、実測値ではない。

時間をかけて玉ねぎを淡いまま甘くし、アンチョビを完全に溶かすと、少ない構成でも太いビゴリにしっかり絡むソースになる。