アンゴラの国民料理
ドセ・デ・ジングバ

レシピ早見表
ドセ・デ・ジングバ
構造化レシピの主要情報。
- 分量
- 16人分
- 準備
- 10分
- 加熱
- 20分
- カロリー
- 約 250 kcal
アンゴラ料理 · 落花生菓子 · レシピ
ドセ・デ・ジングバ 炒り落花生を白い糖衣で包む アンゴラの小さな菓子
皮付きの炒り落花生を砂糖の結晶で薄く包む。鍋の中で透明な糖液が白い粉状へ変わる瞬間を見極める菓子。

01 · 概要
概要
ドセ・デ・ジングバは、落花生を砂糖で包むアンゴラの小さな菓子である。ジングバは現地で落花生を指す呼び名として広く使われ、砂糖と水だけで作る簡素な形は、家庭の間食や人が集まる場で分けやすい。粒を一つずつつまめるため、皿へ盛るだけでよく、焼き型や切り分けも要らない。
透明な糖液が白く曇る瞬間が仕上げの合図。そこからは火よりも混ぜ方が粒を離す。
仕上がりを決めるのは、砂糖を飴状へ固めることではなく、落花生の表面で細かな結晶へ戻す操作である。初めは透明な糖液が粒を覆い、混ぜ続けると急に曇って白く乾く。この変化の前に火を止めるとべたつき、強火を保つと結晶が再び溶けて茶色いキャラメルへ進む。
落花生は皮付きのまま使うと香ばしさと赤褐色の点が糖衣の間から見える。すでに炒ってある無塩品でも、百五十度のオーブンで八分温めると香りが戻り、冷たい粒を糖液へ入れた時の急な温度低下も抑えられる。焦げた粒は苦みが全体へ移るため、色の濃いものを先に除く。
糖液は百十五度前後まで上げる。温度計がない場合は、泡が細かくそろい、冷水へ一滴落とすと指でやわらかな球にまとめられる状態が目安になる。そこへ温かい落花生を入れ、弱火にして木べらで鍋底から返す。白くなった後は火から外し、粒が離れるまでさらに混ぜる。
冷却中も砂糖は固まる。熱いまま山にすると粒同士が接着するため、紙を敷いた天板へ一層に広げる。完全に冷めた後で密閉すれば、乾いた歯触りが残る。湿度の高い日は糖衣が水分を吸いやすく、冷蔵庫より乾いた室温の密閉容器が向く。
02 · 材料
材料
糖衣の材料
- 500 g
- 皮付き無塩炒り落花生 傷んだ粒を除く
- 300 g
- グラニュー糖 結晶が均一なもの
- 120 ml
- 水 砂糖を濡らす
- 1 g
- 塩 甘さを整える
- 1 g
- シナモンパウダー 任意
03 · 作り方
作り方
下準備
天板を用意する
大きな天板へオーブン用紙を敷く。落花生から焦げた粒や割れた殻を除く。
落花生を温める
落花生を天板へ広げ、百五十度のオーブンで八分温める。
香ばしい匂いが立つが、皮は黒くしない。
糖衣を作る
糖液を煮る
深い厚手鍋に砂糖、水、塩を入れ、中火にかける。沸騰後は鍋肌をこすらず、百十五度まで六〜八分煮る。
泡が細かくそろい、透明なまま少し粘る。落花生を加える
温かい落花生と好みでシナモンを加え、弱火にする。木べらで底から絶えず返す。
透明な糖液が曇り、粒の表面へ白い結晶が現れる。粒を離す
全体が白く乾いたらすぐ火から外し、さらに一〜二分混ぜて大きな塊をほぐす。準備した天板へ一層に広げる。
冷ます
触れずに三十分冷やし、完全に硬くなってから密閉容器へ移す。
表面が乾き、指で押してもべたつかない。
04 · 実用情報
実用情報
盛り付け
小さな白い鉢や紙袋へ一人分ずつ分ける。無糖の紅茶、コーヒー、冷たい水と合わせると、糖衣の甘さと落花生の香ばしさが明確になる。
保存
完全に冷めてから乾いた密閉容器へ入れ、涼しい室温で二週間まで保存する。湿気た場合は百二十度のオーブンで五分乾かし、再び完全に冷ます。冷蔵庫は結露しやすいため避ける。
四つの応用
①シナモンを省いて砂糖と塩だけにする。②砂糖の一割を粗糖へ替え、色を少し濃くする。③仕上げ直前に細かいレモン皮一グラムを混ぜる。④小分け量を二十五グラムにし、濃い飲み物の添え菓子にする。ナッツの置換は別の料理になる。
料理人の要点
一つ目は落花生を温めておくこと。二つ目は糖液が百十五度に達するまで混ぜすぎないこと。三つ目は白くなったら加熱を延ばさず、余熱で粒を離すこと。
必要な道具
深い3リットル鍋、木べら、食品用温度計、大きな天板、オーブン用紙を使う。浅い鍋は熱い糖液が跳ねやすく、温度計は結晶化前の状態を安定して再現する。
05 · 栄養情報
栄養情報
- カロリー
- 約 250 kcal
- 炭水化物
- 約 23 g
- たんぱく質
- 約 8 g
- 脂質
- 約 16 g
- 食物繊維
- 約 3 g
- ナトリウム
- 約 30 mg
1人分: 約50 g。標準的な食品成分値から算出した概算で、製品、可食部、油の吸収、取り分け方により実際の値は変わる。 アレルゲン: 主要アレルゲンは落花生。落花生アレルギーのある人向けには作れない。糖液は百十五度に達し、皮膚へ付くと重いやけどになるため、深い鍋を使い、子どもを作業場所へ近づけない。