土を落とす洗浄、茎からの時間差、絞らない水切り
ホルタ・ヴラスタをたっぷりの湯でゆで、レモンとオリーブオイルで温かいうちに和える
たんぽぽ葉、チコリ、チャードなど加熱向きの青菜を何度も洗い、太い茎から先にゆでる。葉がやわらかくなったら絞らずに水を切り、温かいうちにレモン、オリーブオイル、塩、黒こしょうで整える。

- 分量
- 4人分
- 下ごしらえ
- 20分
- 加熱
- 15分
- 合計
- 35分
- 1人分
- 約 155 kcal
01・洗浄、茎と葉の時間差、温かい調味
青菜の苦味とみずみずしさを残してゆでる
土を完全に落とし、太い部分だけ先に火を入れ、ゆで上がりを押し絞らない。
ホルタ・ヴラスタは、ギリシャでさまざまな食用青菜をゆで、レモンとオリーブオイルで食べる料理である。材料によって苦味、茎の太さ、葉の厚さが異なるため、固定した一種類の野菜より、状態を見ながら加熱することが重要になる。
最初の仕事は洗浄である。傷んだ葉と硬い茎の端を除き、冷水を張った大きな容器で青菜を動かす。青菜を水ごと流すのではなく、上へ持ち上げて別の水へ移すと、底に沈んだ砂を戻さずに済む。新しい水で、砂が見えなくなるまで繰り返す。
4Lの湯に塩を加えてしっかり沸かし、太い茎を先に2分ゆでる。その後、葉を数回に分けて加え、しんなりするたびに湯へ沈める。ふたはせず、7〜12分。青菜の組み合わせによって時間が変わるため、最も太い茎を指でつぶせるか確認する。
葉が完全にほどけるほど煮る必要はない。厚い茎が簡単につぶれ、葉は一枚ずつ形を保つ状態がよい。ゆですぎると色が鈍くなり、苦味だけでなく甘味や青い香りも湯へ流れる。種類の異なる青菜を混ぜる場合は、硬いものから順に鍋へ入れる。
ざるへ上げた後は3分置くが、手や道具で強く絞らない。絞ると葉の組織がつぶれ、乾いた繊維質になる。温かいまま皿へ移し、レモン汁、オリーブオイル45ml、塩2g、黒こしょうを加えてやさしく返す。温度があるうちの方が調味料が薄く広がる。
温かくても室温でもよく、焼き魚、豆料理、じゃがいもに添える。採取した野草を使う場合は、食用種を確実に識別できることが条件である。知識が不十分なら、栽培されたチコリ、チャード、たんぽぽ葉などを購入する。残りは覆って冷蔵し2日以内に使い、長時間の再加熱は避ける。
水を替えて何度も洗う
青菜を持ち上げて移し、底へ沈んだ砂を再び付けない。
太い茎を2分先に入れる
葉と茎の火通りをそろえ、葉だけを煮すぎない。
水切りで絞らない
葉の形と水分を残し、乾いた繊維質になるのを防ぐ。
02・青菜とレモンオイル
4人分の材料
食用と確実に確認できる青菜だけを使い、砂が残らないよう十分に洗う。
青菜
- 1 kg加熱向きの青菜(たんぽぽ葉、チコリ、スイスチャードなど)
- 4 Lゆで湯
- 8 gゆで湯用の海塩
仕上げ
- 45 mlエクストラバージンオリーブオイル
- 60 mlレモン果汁
- 2 g細粒の海塩
- 0.5 g黒こしょう
03・一つの連続した4工程
繰り返し洗い、茎からゆで、温かいうちに調味する
青菜の厚さに合わせてゆで時間を調整し、ざるでは押しつぶさない。
青菜を整え、何度も洗う
傷んだ葉と硬い茎の端を除く。冷水の中で青菜を動かし、持ち上げて水から出す。新しい水に替え、砂が残らなくなるまで繰り返す。
太い茎からゆで始める
水4Lと海塩8gを十分に沸騰させる。太い茎の部分を先に入れて2分ゆでる。
葉を加えてやわらかくする
葉を数回に分けて加え、しんなりしたら湯へ沈める。ふたをせず7〜12分、青菜の組み合わせに合わせてゆでる。
太い茎が親指と人差し指で簡単につぶれ、葉は形を保っている。水を切り、温かいうちに和える
ざるへ上げて3分置き、絞らない。皿へ移し、レモン汁、オリーブオイル45ml、海塩2g、黒こしょうを加えてやさしく返す。
04・食べ方、保存、青菜の選択
色と苦味を生かして短く扱う
長い再加熱を避け、野草は確実に識別できる場合だけ使う。
盛り付け
温かいまま、または室温で、焼き魚、豆、じゃがいもに添える。
保存
調味した青菜は覆って冷蔵し、2日以内に使う。
温め直し
室温へ戻すか、ごく短く温める。長く加熱すると色が鈍る。
青菜の選択
食用種を確実に識別する。不確かな場合は栽培品を購入する。
1人分の概算
栄養情報
ゆで上がった青菜を4等分し、レモンとオリーブオイルを含めた概算。
- エネルギー
- 約 155 kcal
- 炭水化物
- 約 9 g
- たんぱく質
- 約 4 g
- 脂質
- 約 12 g
- 食物繊維
- 約 5 g
- ナトリウム
- 約 260 mg
1人分:1人分(約210g)。注記:標準的な食品成分値に基づく概算です。製品差、可食部、吸油量、取り分け方によって実際の数値は変わります。