ギリシャの代表料理
ギリシャのポルトカロピタ

レシピ早見表
ギリシャのポルトカロピタ
構造化レシピの主要情報。
- 出来上がり
- 12切れ
- 準備
- 35分
- 加熱
- 55分
- 待ち時間
- 3時間
- 合計
- 4時間30分
- 1食分
- 約 465 kcal
完全に乾かしたフィロ、オレンジ生地、3時間の含浸
ポルトカロピタ に乾いたフィロを混ぜ、オレンジとヨーグルトの生地へ冷たいシロップを四回に分けて含ませる
完全に乾かして砕いたフィロ生地を、卵、ギリシャヨーグルト、油、オレンジ果汁の生地へ混ぜる。焼きたてへ冷たいオレンジとシナモンのシロップを四回に分けて注ぎ、3時間休ませると、しっとり弾力のあるケーキになる。

01 · 概要
概要
ポルトカロピタは、薄力粉の代わりに乾かしたフィロ生地を砕いて使うオレンジケーキである。フィロの破片がヨーグルト、卵、オレンジ、油の生地を吸い、焼成後にはさらにシロップを受け止める。しっとりするが、底に液体がたまる状態にはしない。
フィロは折れ目の内側まで完全に乾かす。ふんわり丸めて二枚の天板へ分け、100℃で20~25分、途中で返す。柔らかい部分が残ると、生地の中で丈夫な帯のように固まり、均一な食感にならない。冷ましてから2~4 cmに砕く。
卵と砂糖を三分泡立て、ヨーグルト、油、オレンジ果汁、皮、ベーキングパウダー、バニラを混ぜる。乾いたフィロは一つかみずつ加え、その都度生地で覆う。まとめて入れると、乾いた巣のような塊が残る。
175℃で35~40分、中心が完全に固まるまで焼く。五分休ませて穴を開け、完全に冷たいシロップを四回に分ける。三時間覆わず休ませると、水分が内部へ均一に移る。翌日はオレンジとシナモンの香りがさらにまとまる。
フィロを折れ目まで乾かす
柔らかい部分を残さず、生地の中で粘る帯になるのを防ぐ。
一つかみずつ混ぜる
すべての破片を生地で覆い、大きな乾いた塊を残さない。
シロップは四回に分ける
底だけに沈ませず、熱いケーキへ段階的に吸収させる。
02 · 材料
材料
フィロ入りオレンジケーキ
- 450 g
- フィロ生地(解凍する)
- 4個
- 大きめの卵(室温)
- 200 g
- 上白糖または細目グラニュー糖
- 300 g
- ギリシャヨーグルト
- 200 ml
- 香りの弱い植物油
- 200 ml
- 搾りたてのオレンジ果汁
- 大さじ2
- オレンジの皮の細かなすりおろし
- 12 g
- ベーキングパウダー
- 小さじ1
- バニラエクストラクト
シロップとオレンジの仕上げ
- 300 g
- 上白糖または細目グラニュー糖
- 350 ml
- 水
- 80 ml
- 搾りたてのオレンジ果汁
- 20 ml
- 搾りたてのレモン果汁
- 2枚
- オレンジの皮
- 1本
- シナモンスティック
- 1個
- 小さなオレンジ(ごく薄い輪切り)
03 · 作り方
作り方
フィロを乾かし、シロップを冷ます
45分フィロを完全に乾燥させる
オーブンを100℃に予熱する。フィロをふんわり丸めて二枚の天板に広げ、途中で一度返しながら20~25分、全体がもろく乾くまで焼く。冷ましてから2~4 cmの不規則な破片に砕く。
オレンジシロップを煮る
小鍋に砂糖300 g、水、オレンジ果汁、レモン果汁、オレンジの皮、シナモン、オレンジ薄切りを入れる。8分静かに煮て、薄切りを丁寧に取り出し、シロップを完全に冷ます。皮とシナモンは除く。
生地を混ぜて焼く
55分型とオーブンを準備する
オーブンを175℃、ファン使用なら165℃へ上げる。30×22 cmの型に油を塗り、紙を敷く。
オレンジ生地を泡立てる
卵と砂糖200 gを3分、厚みが出るまで泡立てる。ヨーグルト、油、オレンジ果汁200 ml、皮のすりおろし、ベーキングパウダー、バニラを混ぜ、均一にする。
乾いたフィロを少量ずつ混ぜる
乾燥フィロを一つかみずつ加え、その都度すべての破片が生地に覆われるまで折り混ぜる。大きな乾いた塊を残さない。
中心が固まり濃いきつね色になるまで焼く
型へ広げ、35~40分焼く。
中央が固く、表面は濃いきつね色で、竹串に湿った生地が付かない。
シロップを含ませ、休ませる
3時間10分熱いケーキへ冷たいシロップを注ぐ
焼き上がりを5分休ませ、細い竹串で全体へ均一に穴を開ける。冷たいシロップを四回に分け、各回が沈んでから次を注ぐ。
オレンジを戻して落ち着かせる
取り置いたオレンジ薄切りを表面に並べ、覆わず3時間休ませてから12切れにする。
ケーキは中心までしっとりしながら弾力があり、底に深いシロップのたまりがない。
04 · 確認ポイント
確認ポイント
フィロの乾燥
100℃で20~25分折れ目の中心まで柔らかい部分がなく、もろく折れる。
ケーキの焼成
175℃で35~40分中央が固まり、表面が濃いきつね色になる。
含浸後の休ませ
3時間切る前に底の深いシロップだまりがなくなる。
| 問題 | 目安 | 調整 |
|---|---|---|
| フィロの粘る塊が残る | 乾燥不足、または破片が大きすぎた。 | 内側まで乾かし、2~4 cmに砕いて少量ずつ混ぜる。 |
| 底にシロップがたまる | 焼き不足、またはシロップを急に注いだ。 | 中央まで焼き、冷たいシロップを四回に分ける。 |
| 表面の一部が乾く | 穴の位置やシロップの注ぎ方が偏った。 | 中央、縁、四隅へ順番に回しながら均一に注ぐ。 |
05 · 実用情報
実用情報
供し方
冷たすぎない室温で出す。濃いヨーグルトを別添えにできるが、追加のシロップは不要。
保存
覆って冷蔵で5日まで。供する20~30分前に冷蔵庫から出す。
前日準備
フィロの乾燥とシロップ作りは前日に行える。フィロは乾燥、シロップは冷蔵して、生地を混ぜるまで別に保つ。
06 · よくある質問
よくある質問
なぜフィロを先に乾かすのか
柔らかなフィロは互いに張り付き、生地の中で密な帯になる。乾いた破片なら均一に分散し、オレンジ生地を吸収する。
シロップで煮たオレンジ薄切りは食べられるか
食べられる。ごく薄く切り、シロップから一度取り出し、最後に表面へ戻す。
07 · 栄養情報
栄養情報
- エネルギー
- 約 465 kcal
- 炭水化物
- 約 68 g
- たんぱく質
- 約 7 g
- 脂質
- 約 19 g
- 食物繊維
- 約 1 g
- ナトリウム
- 約 200 mg
1食分: 1切れ(約125 g)。標準的な食品成分値による概算で、製品、下処理、吸油量、分け方により実際の値は変わる。