パパイヤと生姜のドセ

投稿者 Travel S Helper
角を保った青パパイヤを、生姜と香辛料の糖蜜で半透明に煮た保存菓子。

アンゴラ料理 · 果物の保存菓子 · レシピ

パパイヤと生姜のドセ 青パパイヤを角切りのまま煮る 透き通る糖蜜の保存菓子

青パパイヤの角切りを生姜の利いた糖蜜でゆっくり煮る。果肉は形を保ち、冷めると中心まで半透明になる。

カテゴリー: デザート・保存菓子/ 料理: アンゴラ/ 難易度: 中級/ 合計: 1時間40分(冷却30分を含む)

分量12人分
準備20分
加熱50分
カロリー約 225 kcal
琥珀色のパパイヤ角切りと生姜を糖蜜ごと白い鉢へ盛り、緑の布を添えた横長写真

青パパイヤを弱い沸騰で煮ると、角を残したまま果肉が半透明になる。

I.

料理の背景と仕上がり

パパイヤと生姜のドセは、熟す前の青パパイヤを角切りにし、香りのある糖蜜で煮る果物菓子である。アンゴラを含むポルトガル語圏では、果物を砂糖で保存する「ドセ」が家庭の食卓に多く、季節の実りを小さな器で長く味わう形が受け継がれている。ここでは常温保存用の瓶詰めではなく、冷蔵で管理する方法を採る。

果肉をかき混ぜず、鍋を揺する。角切りの形は弱い沸騰と静かな糖蜜で守られる。

青パパイヤは熟した橙色の果実より甘さが少なく、果肉が締まっている。加熱すると糖蜜を吸いながら半透明になり、角が残る。完熟果を使うと短時間で崩れ、ジャムに近い状態になるため、この料理では表皮が緑で、押しても硬いものが向く。

切る時に出る白い乳液は皮膚を刺激する場合がある。手袋を使い、皮と種を除いた果肉を二・五センチ角にそろえる。塩水へ三十分置いてからよくすすぐと、青い香りと表面の乳液が和らぐ。煮る前の下ゆでは行わず、糖蜜の中でゆっくり火を通す。

生姜は細いせん切りにして、噛んだ時に短い辛みが残る量を加える。シナモンスティックとレモン皮は糖蜜へ香りを移し、果肉の甘さへ輪郭を作る。レモン果汁は最後に加える。早い段階で酸を多く入れると果肉が締まりすぎ、糖が中心へ入りにくくなる。

鍋を強く沸かすと角同士がぶつかって欠ける。弱い沸騰を保ち、鍋を時々揺するだけで煮る。四十分で果肉が半透明になり始めたら蓋を外し、糖蜜を十分快く濃くする。冷却中にさらに粘度が増すため、熱い時に飴状まで煮詰めない。

青パパイヤが半透明になるまで

0:00手袋で皮と種を除き、2.5cm角に切る。
0:20塩水へ30分置き、十分にすすぐ。
0:50香りを移した糖蜜へ果肉を入れる。
1:4050分煮てレモンを加え、30分冷ます。

レシピの要点。 青パパイヤを塩水で下処理し、砂糖、水、生姜、シナモン、レモン皮の糖蜜へ加える。弱い沸騰で四十分、蓋を外して十分煮る。果肉が半透明になったらレモン果汁を加え、糖蜜の中で冷ます。

II.

材料

パパイヤの下処理

  • 青パパイヤ 正味1 kg皮と種を除いた重量
  • 水 1.5 l塩水用
  • 塩 15 g下処理後に洗い流す

糖蜜

  • グラニュー糖 600 g果肉を保存し形を保つ
  • 水 700 ml糖蜜用
  • 生姜 40 g皮をむいて細いせん切り
  • シナモンスティック 1本煮た後に除く
  • レモン皮 3片白いわたを含めない
  • レモン果汁 20 ml仕上げ
代替とアレルゲン。 パパイヤの乳液で皮膚が刺激される場合があるため、下処理には手袋を使う。レシピは冷蔵保存専用で、常温保存できる瓶詰め工程ではない。主要な表示義務アレルゲンは通常含まれないが、材料の製造表示を確認する。
III.

パパイヤと生姜のドセ レシピの手順

果肉の下処理

  1. パパイヤを切る

    手袋を着け、青パパイヤの皮を厚めにむき、縦に割って種と白い膜を除く。果肉を二・五センチ角に切る。

  2. 塩水へ置く

    水一・五リットルへ塩を溶かし、果肉を三十分浸す。ざるへ上げ、流水で二回すすいで水気を切る。 表面の白い乳液が残らず、果肉が硬いまま。

糖蜜で煮る

  1. 香りの糖蜜を作る

    広い厚手鍋に砂糖、水、生姜、シナモン、レモン皮を入れ、中火で砂糖を溶かす。沸騰後五分煮る。

  2. パパイヤを加える

    果肉を糖蜜へ入れ、弱めの中火で再び沸かす。オーブン用紙で落とし蓋をし、弱い沸騰で四十分煮る。かき混ぜず、十分ごとに鍋を揺する。 角が残り、外側から半透明になる。

  3. 糖蜜を濃くする

    落とし蓋を外し、さらに十分煮る。果肉へ竹串が通り、中心まで半透明になったら火を止める。 糖蜜はスプーンから細い筋で落ちるが、飴状ではない。

  4. 酸味を加えて冷ます

    レモン果汁を混ぜ、シナモンとレモン皮を除く。糖蜜の中で三十分冷まし、清潔な容器へ移して冷蔵する。

IV.

盛り付け、保存、応用

盛り付け

冷たい果肉を糖蜜少量とともに小鉢へ盛り、生姜の細切りを数本添える。無糖ヨーグルト、淡いフレッシュチーズ、薄いスポンジケーキの添え物にもなる。

保存

清潔な密閉容器で冷蔵し、二週間以内に食べる。取り分けには乾いた清潔なスプーンを使う。常温へ二時間以上置かず、発泡、異臭、濁りが出た場合は廃棄する。冷凍すると果肉が軟らかくなるため推奨しない。

四つの応用

①シナモンを省き、生姜を五十グラムへ増やす。②レモン皮をオレンジ皮へ替える。③仕上げにバニラ少量を加える。④糖蜜を多めに残し、冷たい炭酸水へ少量混ぜる。熟したパパイヤへの置換は煮崩れやすい。

料理人の要点

一つ目は硬い青パパイヤを選ぶこと。二つ目は果肉を同じ大きさに切ること。三つ目は木べらで頻繁に混ぜず、鍋を揺して形を守ること。

必要な道具

手袋、よく切れる包丁、広い3リットル厚手鍋、オーブン用紙、清潔な保存容器を使う。広い鍋は果肉を重ねすぎず、均一に糖蜜へ触れさせる。

V.

1人分の栄養価

カロリー
約 225 kcal
炭水化物
約 57 g
たんぱく質
約 1 g
脂質
約 0 g
食物繊維
約 2 g
ナトリウム
約 10 mg

1人分: 果肉約100 gと糖蜜。標準的な食品成分値から算出した概算で、製品、可食部、油の吸収、取り分け方により実際の値は変わる。アレルゲン: パパイヤの乳液で皮膚が刺激される場合があるため、下処理には手袋を使う。レシピは冷蔵保存専用で、常温保存できる瓶詰め工程ではない。主要な表示義務アレルゲンは通常含まれないが、材料の製造表示を確認する。

半透明の角切りは、熟した甘さではなく、青い果肉へ時間をかけて糖を通した形である。

パパイヤと生姜のドセは、果物を崩して濃くする菓子ではない。硬い果肉、穏やかな沸騰、冷却まで糖蜜へ浸す工程が、角を残したまま中心へ甘さを運ぶ。

この記事を共有
コメントはまだありません