セルビア料理 · デザート

Sutlijaš(セルビアのライスプディング)

短粒米を少量の水で煮始め、温めた牛乳を数回に分けて加え、砂糖とバニラで仕上げるセルビアのライスプディングです。

セルビアの代表料理
共有
Sutlijaš(セルビアのライスプディング)
出来上がり量 6皿/6人分
準備時間 5分
加熱時間 30分
待ち時間 10分
概要

Sutlijaš|牛乳を少しずつ加えて煮るセルビアのライスプディング

Sutlijašは、米と牛乳をゆっくり煮るセルビアのライスプディングで、オスマン・バルカン地域に広がる米乳菓子の系譜にあります。名称はトルコ語のsütlaçとも関係し、家庭によってやわらかめからかなり濃いものまで仕上がりに幅があります。ここでは短粒米150gから6皿を作り、スプーンですくえるクリーミーな濃度に整えます。

最初に米を150mlの水と塩で5分煮てから、温めた全乳1000mlを数回に分けて加えます。冷たい牛乳を一度に入れず、鍋の弱い沸騰を保ちながら吸収させることで、米をやわらかくしつつ乳を焦がしにくくします。混合物が濃くなるほど鍋底へ付きやすくなるため、後半ほど頻繁に混ぜます。

米が完全にやわらかく、液体がまだ流れる状態で砂糖とバニラシュガーを加え、2〜3分だけ煮ます。火を止めて10分休ませる間にさらに濃くなるため、鍋の中で完成形まで煮詰めないのがポイントです。温かく食べても、冷ましてから冷蔵してもよく、シナモンは仕上げにのみ使います。

実用情報

実用情報

  • ポイント牛乳は温めてから数回に分け、鍋の温度を急に下げない。
  • ポイント濃くなる後半ほど鍋底を頻繁にこすって焦げを防ぐ。
  • ポイント完成時より少しゆるい段階で火を止め、10分の休ませ時間で濃度を整える。
材料

材料

ライスプディング

  • 150g 短粒種の白米(洗っておく)
  • 150ml 水
  • 1000ml 全乳(温めておく)
  • 100g グラニュー糖
  • 10g バニラシュガー
  • 2g 細塩

仕上げ(任意)

  • 2g シナモンパウダー(6皿に振る分)
作り方

作り方

米を煮る

  1. 米を洗う短粒米150gを細かいざるで約2分洗う。最初より流れ出る水がかなり澄んだら、しっかり水を切る。

  2. 水で煮始める厚手の中鍋に米、水150ml、塩2gを入れ、弱火で5分煮る。米が膨らみ始め、水分がわずかに残る程度まで吸わせる。

  3. 温かい牛乳を加える温めた全乳1000mlを数回に分けて加える。弱火で20〜22分、各回がなじむたびに混ぜながら煮る。米が完全にやわらかく、クリーミーだがまだ流れる状態にする。

  4. 砂糖で仕上げるグラニュー糖100gとバニラシュガー10gを加え、弱火で2〜3分煮る。砂糖が溶け、スプーンからゆっくり帯状に落ちる濃度で火を止める。

休ませて盛る

  1. 10分休ませる鍋を火から外して覆い、10分休ませる。少し濃くなるが、まだスプーンですくえる状態を保つ。

  2. 6皿に分ける6つの器へ均等に分け、使う場合はシナモン2gを全体へ軽く振る。約3分で、米と乳の比率が各皿で同じになるよう盛る。

実用情報

実用情報

保存と提供

10分休ませた後に温かく提供するか、浅い器に分けて冷ましてから冷蔵します。冷やすとさらに濃くなるため、提供時に必要なら少量の牛乳でのばせます。残りは速やかに4℃以下で冷蔵し、3日以内を目安に使います。温め直す場合は少量の牛乳を加え、弱火で湯気が立つまでやさしく加熱し、なめらかな濃度へ戻します。

確認ポイント

確認ポイント

  • 粘りが強すぎる目安: 米を煮すぎたか、かなり濃くなってから強く混ぜ続けています。米粒がやわらかいが形を保ち、全体が流れる段階で止めます。調整: —
  • 牛乳が焦げる目安: 火力が高いか、後半の混ぜ方が不足しています。厚手の鍋と弱火を使い、鍋底をこまめにこすります。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1人分の量1杯(全量の1/6)
  • エネルギー約265kcal
  • 炭水化物約47g
  • たんぱく質約8g
  • 脂質約5g
  • 食物繊維約1g
  • ナトリウム約90mg

数値は目安です。使用する製品、下処理、吸収量、実際の取り分け方によって変わります。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

乳を含みます。牛乳を使うライスプディングは調理後に傷みやすいため、残りは2時間以内に4℃以下へ冷蔵します。

よくある質問

よくある質問

冷めると硬くなるのは失敗ですか?

米のでんぷんが冷却中に水分を抱えるため、温かい時より濃くなります。鍋では少しゆるい段階で火を止めると整いやすくなります。

仕上がり: 米粒の形を残しながら、牛乳とでんぷんが一体になったなめらかなプディングになります。

決め手: 温かい牛乳を少しずつ加え、火を止める時点で少しゆるさを残すことが最も重要です。