Moskva šnit — アーモンド生地、加熱卵黄のバタークリーム、3種の果物
このMoskva šnitはHotel Moskvaの非公開配合そのものではなく、アーモンド、サワーチェリー、パイナップル、桃、バター系クリームというケーキの特徴を家庭で再現できる形にまとめたものだ。ホテルの固有の配合を断定せず、果物とナッツの層構造を明確に保つ。
アーモンド層はスポンジよりもメレンゲに近い薄い生地にする。卵白の気泡を残したまま300gのアーモンドと30gの薄力粉を折り込み、180℃で乾くまで焼く。濃い焼き色まで進めると脆くなり、果物やクリームとの一体感が弱くなる。
クリームは卵黄を安全に加熱する工程が不可欠で、12個分の卵黄と180gの砂糖を混ぜながら加熱し、食品温度計で71℃に達したことを確認する。完全に冷ましてから250gの柔らかいバターを少しずつ混ぜれば、分離しにくく、果物を支えられるクリームになる。
果物はそれぞれ十分に水気を切る。表面がみずみずしい程度はよいが、押したときに汁が滴る状態では層が滑る。組み立て後は4℃以下で300分冷やし、クリームを締めてから細長く切る。