Rozen torta — 温かいクルミのフィリングと淡いピンクのグレーズ
Rozen tortaは、薄く乾いたシートを焼き直すのではなく、温かいフィリングの水分でしっとりさせて一体化させる層菓子である。クルミの香りとバターのコクが中心にあり、表面の淡いピンクのグレーズが甘さと見た目の輪郭を与える。
フィリングの糖液は3分だけ煮る。砂糖を溶かしてわずかな粘度を持たせるには十分だが、煮詰めすぎると冷えたときに硬くなる。火を止めてバターと細かく挽いたクルミを混ぜた段階では、つやがあり、濃いがまだ薄く塗り広げられる状態が理想である。
重ねた後は一点に強い重さをかけるのではなく、平らな板で面全体を均等に押す。4℃以下で240分冷やす間に、シートは折れにくい柔らかさになり、層が横滑りしにくくなる。
グレーズは中身より水分を少なくし、白っぽく不透明で、へらで広がるが流れ落ちない濃度にする。最後にさらに60分冷やすと、表面を引きずらずに小さく切り分けやすい。