セルビア料理 · 冷たい前菜/副菜

Paprika u pavlaci

Paprika u pavlaci は、やわらかく焼いた青い甘口パプリカを冷まし、低温殺菌済みのサワークリームとにんにくで覆う冷菜。温かい場所で発酵させず、完成後は4 °C以下で連続して冷蔵する。

セルビアの代表料理
共有
Paprika u pavlaci
出来上がり 6人分
準備時間 20分
調理時間 30分
待ち時間 45分
概要

Paprika u pavlaci ― 焼きパプリカをサワークリームで冷やすセルビアの前菜

Paprika u pavlaci には家庭ごとに複数の姿があるが、この作り方は生または漬け込みの長期保存ではなく、調理したパプリカと低温殺菌済みサワークリームを合わせる冷菜として扱う。室温で酸味を進ませる工程は設けず、完成後は常に冷たい状態を保つ。

パプリカは丸ごと広いふた付きフライパンで焼く。表面に焼色を付けるだけでは厚い果肉は軟らかくならないため、中火で向きを変えながら30分。事前に数か所穴を開け、内部の蒸気を逃がす。皮が所々褐色になり、最も厚い部分へ包丁がほとんど抵抗なく入るのが目安になる。

焼けたパプリカはまず15分冷ます。熱いままサワークリームを加えると乳製品が大きくゆるみ、余分な水分が出やすい。にんにく12 g、塩6 g、黒こしょう1 gはサワークリーム400 gへ均一に混ぜる。パプリカは縦に軽く開いて内部の汁を逃がし、形を保ったまま浅い皿へ並べる。

サワークリームをかけた後は4 °C以下で30分冷やす。パプリカの汁でソースが少しゆるむのは自然だが、水のように分離しない状態を目指す。食卓には冷たいまま出し、パンやコーンブレッドと合わせることができる。

残りは2時間以内に冷蔵し、4 °C以下で最長3日。温かい場所に置いて酸味を進めたり、サワークリームを保存媒体と見なしたりしない。

実用情報

実用情報

  • 洗ったパプリカを乾かす油へ入れたときの危険なはねを減らす。
  • 皮の焦げではなく果肉を見る厚い部分まで軟らかくなるまで中火で回しながら焼く。
  • 乳製品はパプリカが冷めてから低温殺菌済みサワークリームを使い、組み立て後は冷蔵する。
材料

材料

パプリカと乳製品ソース

  • 900 g 青い甘口パプリカ、小〜中サイズを丸ごと
  • 30 ml ひまわり油
  • 400 g 低温殺菌済みフルファットのサワークリーム
  • 12 g にんにく、細かく刻む
  • 6 g 細塩
  • 1 g 黒こしょう
作り方

作り方

パプリカを焼く

  1. 下処理する900 gのパプリカを洗って乾かし、数か所に穴を開ける。5分ほどで、表面が乾き蒸気の逃げ道ができた状態にする。

  2. 中火で焼く広いふた付きフライパンで30 mlのひまわり油を温め、パプリカを中火で30分、何度も返しながら焼く。皮が所々褐色になり、最も厚い果肉へ包丁が楽に入るところまで火を通す。

  3. 15分冷ます清潔な皿へ移し、乳製品を加える前に15分冷ます。強い蒸気が上がらない程度まで温度を下げる。

味付けして冷やす

  1. サワークリームを調味する400 gの低温殺菌済みサワークリームに12 gのにんにく、6 gの塩、1 gの黒こしょうを加え、5分ほどでむらなく混ぜる。

  2. パプリカへかけるパプリカを縦に軽く開き、内部の焼き汁を少し逃がす。浅い皿へ並べ、10分かけてサワークリームを全体へ回しかける。

  3. 30分冷蔵する4 °C以下で30分冷やす。乳製品が全体まで冷え、パプリカの汁で少しゆるむが水層に分離しない状態で供する。

実用情報

実用情報

実用的なヒント

完成後は2時間以内に4 °C以下へ戻し、最長3日。青い甘口パプリカ900 gは同程度の大きさの黄色い甘口パプリカ900 gに替えられ、扱いは同じだが味は少し甘く青い香りが弱くなる。

確認ポイント

確認ポイント

  • サワークリームが薄くなる目安: パプリカが熱いまま組み立てたか、汁が多過ぎる可能性がある。強い蒸気が止まるまで冷まし、内部の余分な汁を逃がしてからかける。調整: —
  • 皮は焦げたのに果肉が硬い目安: 火が強過ぎる。中火に落とし、ふたをして定期的に返し、厚い部分まで軟らかくする。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1食分約225 g
  • カロリー250 kcal
  • 炭水化物12 g
  • たんぱく質5 g
  • 脂質21 g
  • 食物繊維3 g
  • ナトリウム480 mg

数値は概算で、サワークリームの脂肪分や実際に皿に残る油によって変わる。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

乳を含む。低温殺菌済み乳製品を使用する。完成したPaprika u pavlaciは2時間以内に4 °C以下で冷蔵し、その後も冷蔵を維持する。安全な範囲を超えて温かい場所に2時間以上置かれた分は廃棄する。

完成像: やわらかいパプリカに、にんにくの利いた冷たいサワークリームがからむ。

決め手: パプリカを果肉まで軟らかくし、乳製品を加える前に冷ますことと、4 °C以下の連続冷蔵。