セルビア料理 · 朝食/塩味の軽食

Mekike

やわらかく発酵させた小麦生地を約1cmにのばし、177℃の油で少量ずつ揚げます。表面は均一なきつね色、中心は軽く火が通った状態を目指す、朝食や軽食向けのMekikeです。

セルビアの代表料理
共有
Mekike
出来上がり量 10個(2個×5人分)
準備時間 20分
加熱時間 20分
休ませる時間 55分
概要

Mekike(メキケ)— 発酵生地を177℃で揚げるセルビアの揚げパン

Mekikeは、セルビアを含むバルカン地域で作られる発酵生地の揚げものです。ここでは小麦粉、水、少量のひまわり油を基礎にし、乳製品を生地へ加えない軽い配合にしています。甘いものにも塩味のものにも合わせられるのは、生地そのものの味付けを控えめにしているためです。

この生地で重要なのは、べたつきを消そうとして粉を足し過ぎないことです。こね上がりはやわらかく、少し手に付く程度で問題ありません。45分の発酵で目に見えてふくらみ、押すとゆっくり戻る程度の空気を含ませると、揚げたときに中心が重くなりにくくなります。

成形は厚さ約1cmにのばして10個に切ります。切った後に10分休ませることで、のばした直後の張りが落ち着き、油へ入れたときにふくらみやすくなります。形を完全にそろえる必要はありませんが、厚さを大きく変えると中心の火通りに差が出ます。

揚げ油は177℃を基準にし、何個も一度に入れません。温度が下がると油を吸いやすくなり、逆に高すぎると外側だけが早く色づきます。油へ入れるとすぐ浮き、縁から細かい泡が出て、両面が均一なきつね色になる状態が目安です。

食べるときは温かいうちが最も表面の乾いた食感を感じやすく、白いチーズ、カイマック、ヨーグルトなどの塩味の添え物にも、ジャムのような甘い添え物にも合わせられます。どちらを選んでも生地の配合自体は変えません。

実用情報

実用情報

  • 生地を硬くしない少しべたつく程度を保ち、扱いやすさだけを目的に粉を足し過ぎない。
  • 油温を戻す1回揚げるごとに177℃付近へ戻してから次を入れる。
  • 鍋を詰めない生地がふくらみ、返せる余地を残す。
材料

材料

生地

  • 500g 小麦粉
  • 7g インスタントドライイースト
  • 10g グラニュー糖
  • 8g 細塩
  • 300ml ぬるま湯
  • 20g ひまわり油 — for the dough

揚げ油

  • 800g ひまわり油 — for deep-frying
作り方

作り方

生地を作って発酵させる

  1. 生地をこねる大きなボウルに小麦粉500g、インスタントドライイースト7g、グラニュー糖10g、細塩8gを入れ、ぬるま湯300mlとひまわり油20gを加える。約10分こね、粉気がなく、やわらかく少しべたつく生地にする。

  2. 一次発酵させる生地を覆い、45分休ませる。体積がはっきり増え、およそ2倍になり、内部に空気を含むまで発酵させる。

成形して揚げる

  1. のばして切る発酵した生地を厚さ約1cmにのばし、縁をつぶし過ぎないよう10個の幅広い片に切る。作業時間は約10分。

  2. 成形後に休ませる切った生地を打ち粉をしたトレーへ置き、10分休ませる。表面がゆるみ、少しふっくらするまで待つ。

  3. 177℃で揚げる深鍋のひまわり油800gを177℃に保ち、少量ずつ合計約20分揚げる。入れるとすぐ浮いて縁から泡が出て、両面が均一なきつね色になり、中心に生の生地が残らない状態にする。

実用情報

実用情報

食べ方

温かいうちに、白いチーズ、カイマック、ヨーグルトなどを添える塩味の食べ方、またはジャムを添える甘い食べ方ができます。

前日準備と保存

一次発酵後の生地は軽くガスを抜き、覆って冷蔵庫で最大12時間保存できます。成形前に室温に近づけます。揚げたMekikeは当日が最も良い状態です。冷めたものは室温で1日まで、または冷蔵で3日まで保存し、180℃のオーブンで表面が再び乾くまで温めます。

代用

インスタントドライイースト7gは生イースト20gに替えられます。ぬるま湯の一部で溶いてから混ぜ、発酵時間は見た目のふくらみを基準に調整します。

確認ポイント

確認ポイント

  • 油を吸い過ぎる目安: 油温が低いか、一度に入れ過ぎています。次の生地を入れる前に177℃付近へ戻します。調整: —
  • 外側だけ濃く、中心が生っぽい目安: 生地が厚すぎるか油温が高すぎます。厚さを約1cmにそろえ、177℃を安定させます。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1人分の量Mekike 2個
  • エネルギー550kcal
  • 炭水化物78g
  • たんぱく質10g
  • 脂質21g
  • 食物繊維3g
  • ナトリウム630mg

数値は概算で、材料の銘柄や実際の取り分けで変わります。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンは小麦/グルテンです。過去に同じ油で別のアレルゲンを含む食品を揚げている場合は交差接触の可能性があります。深い安定した鍋を使い、水分を高温の油へ入れず、加熱中の油から目を離しません。

仕上がり: 表面は乾いたきつね色、中心は軽く、発酵生地らしい弾力を残したMekikeになります。

要点: やわらかい生地を保ち、177℃の油温を1回ごとに戻すことが最も重要です。