セルビア料理 · 塩味の主食/朝食/軽食

Krompiruša

粗くおろしたじゃがいもと細かく刻んだ玉ねぎを薄く広げてフィロ生地で巻き、200℃で中心までやわらかく焼きます。塩を加える時点とフィリングの厚さが仕上がりを左右します。

セルビアの代表料理
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Krompiruša
出来上がり量 大きめ8切れ
準備時間 30分
加熱時間 40分
休ませる時間 10分
概要

Krompiruša — じゃがいもと玉ねぎを巻く塩味のフィロパイ

Krompirušaは、じゃがいもを主役にした塩味のフィロパイです。セルビアだけに限らずバルカンの広い地域に見られる料理で、じゃがいも、玉ねぎ、塩、黒こしょうという簡潔な組み合わせを薄い生地で包みます。ここではじゃがいもを先に加熱せず、粗くおろしてそのまま巻き込みます。

生のじゃがいもを使うため、最も重要なのは厚さです。1,200gのじゃがいもを粗くおろし、200gの玉ねぎを細かく刻みます。フィロに置くときは山のように厚くせず、浅い帯状に均一に広げます。厚すぎるとフィロだけが先に色づき、中心に硬いでんぷん質が残ります。

塩は巻く直前に加えます。早く塩をするとじゃがいもから水が出て、フィロが蒸されて底がやわらかくなりやすいためです。ひまわり油と水の液は薄く塗り、生地を乾燥させずに巻きやすくします。

200℃で約40分焼き、フィロが濃いきつね色になっただけで止めず、ナイフがじゃがいもの層を抵抗なく通ることまで確認します。生のじゃがいも特有の硬い歯触りが残っていなければ、内部まで火が入っています。

焼き上がりを10分休ませると蒸気が抜け、底が過度に湿るのを防ぎながら切り分けられます。パイ自体には乳製品も卵も入らず、食べるときにヨーグルトや発酵乳を添えるかどうかは別の選択です。

実用情報

実用情報

  • 塩は直前じゃがいもから余計な水を出さない。
  • 具を薄く広げるフィロの焼き色よりじゃがいもの火通りを優先する。
  • ナイフで中心を確認するじゃがいもに抵抗がないことまで見る。
材料

材料

じゃがいもフィリング

  • 1200g じゃがいも(煮崩れしにくいタイプ、または汎用) — 皮をむき粗くおろす
  • 200g 黄玉ねぎ — 細かく刻む
  • 12g 細塩
  • 2g 黒こしょう

フィロ生地と塗り液

  • 500g 薄いフィロ生地
  • 100g ひまわり油
  • 100ml 水
作り方

作り方

具を作って巻く

  1. じゃがいもフィリングを作るじゃがいも1200gを粗くおろし、黄玉ねぎ200gを細かく刻む。細塩12gと黒こしょう2gを巻く直前に加え、約15分で全体を均一にする。

  2. 塗り液を混ぜるひまわり油100gと水100mlを小さなボウルで約2分混ぜ、フィロへ薄く塗れる状態にする。

  3. Krompirušaを巻くフィロ生地500gへ塗り液を薄く使い、じゃがいもを厚く盛らず細い帯状に広げて巻く。約13分で全量を組み立て、大きな天板へ並べる。

焼成

  1. 200℃で中心まで焼く200℃に予熱したオーブンで40分焼く。フィロが濃いきつね色でぱりっとし、ナイフがじゃがいもの層を抵抗なく通り、生のでんぷん質の硬さが残らない状態にする。

  2. 切る前に休ませる天板のまま10分休ませ、蒸気が落ち着き、底を湿らせずに切り分けられる状態にする。

実用情報

実用情報

食べ方

温かく切り分けます。パイ自体に乳や卵は入っていませんが、別添えでヨーグルトや発酵乳を合わせる食べ方があります。

下準備

必要ならじゃがいもを皮付きまたは皮をむいた状態で冷水に浸して数時間保持できますが、すりおろして塩をするのは巻く直前にします。

保存と再加熱

焼いた後2時間以内に4℃以下で冷蔵し、3〜4日以内に食べます。180℃のオーブンで表面を戻し、残り物として温かく出す場合は中心を74℃まで上げます。

玉ねぎの代用

黄玉ねぎ200gは、白〜淡緑部分のポロねぎ200gに替えられます。甘みが増えて辛味が弱くなります。水分を増やさないよう、細かく切ります。

確認ポイント

確認ポイント

  • 表面が色づいたのにじゃがいもが硬い目安: フィリングが厚いか、じゃがいもの粒が大き過ぎます。薄く均一に広げ、必要なら上面を軽く覆って焼成を続けます。調整: —
  • 底が蒸れてやわらかい目安: 塩を早く加えてじゃがいもから水が出ています。巻く直前に味付けし、巻いた後は長く置かず焼きます。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1人分の量8切れのうち1切れ
  • エネルギー425kcal
  • 炭水化物61g
  • たんぱく質8g
  • 脂質16g
  • 食物繊維5g
  • ナトリウム900mg

数値は概算で、材料の銘柄や実際の取り分けで変わります。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

小麦/グルテンを含みます。基本配合に乳と卵はありませんが、市販フィロの交差接触表示を確認します。生のじゃがいもと玉ねぎを温かい場所で長時間放置せず、巻いたら速やかに焼きます。残りは2時間以内に4℃以下で冷蔵し、再加熱は74℃まで行います。

仕上がり: 香ばしいフィロの内側で、じゃがいもはやわらかく、玉ねぎと黒こしょうの風味がまとまります。

要点: 塩は巻く直前に加え、じゃがいもの層を薄くして中心まで火を通すことが決め手です。