セルビア料理 · 塩味の前菜、朝食または軽食

Heljdopita / heljduša

このHeljdopitaは、フィロ生地ではなく22 cmのそば粉入り薄焼き生地を10枚重ねるタイプです。白チーズ、カイマク、卵の厚いフィリングを層にして焼き、中心温度と短い休ませ時間で形を安定させます。

セルビアの代表料理
共有
Heljdopita / heljduša
出来上がり 22 cmの重ね焼き1台、8人分
準備時間 25分
加熱時間 60分
待ち時間 25分
概要

Heljdopita / heljduša――そば粉の薄焼き生地にチーズとカイマクを重ねる塩味の重ね焼き

Heljdopita / heljdušaには複数の形がありますが、この料理はそば粉入りの薄焼き生地を重ねるタイプです。そば粉と小麦粉を同量使うことで、そばの香りを出しつつ、重ねても破れにくい柔軟さを確保します。炭酸水と牛乳を合わせた生地は、一般的なクレープより少し厚めに流れます。

中に塗るのはフレッシュホワイトチーズ、カイマク、卵です。カイマクはバルカン地域で使われる濃厚な乳脂肪食品で、普通のバターやヨーグルトとは役割が異なります。フィリングは流れるほど薄くせず、薄焼き生地の端まで均一に塗れる濃度に保ちます。

薄焼き生地は10枚すべてを22 cmにそろえ、縁が硬くならないよう軽い焼き色で止めます。層ができたら、焼成前にあらかじめ切り分けるのがこの作り方の重要な点です。焼いた後に10分休ませることで、熱いフィリングが落ち着き、層がずれにくくなります。

卵を含むため、見た目の焼き色だけでは加熱終了を判断しません。200 °Cで焼き、中心は少なくとも71 °Cまで上げます。残りは速やかに冷蔵し、食べるときは中心を74 °Cまで温め直します。

実用情報

実用情報

  • ポイント1薄焼き生地は縁をぱりぱりにせず柔らかく保つ。
  • ポイント2フィリングを端まで塗って層の厚さをそろえる。
  • ポイント3焼成前に切り分け、焼いた後は10分落ち着かせる。
材料

材料

そば粉入り薄焼き生地

  • Lサイズの卵 2個 — 溶きほぐす
  • 150 g そば粉
  • 150 g 小麦粉
  • 450 ml 炭酸水
  • 450 ml 全乳
  • 5 g 細塩
  • 50 ml ひまわり油 — 10枚の薄焼き生地を焼くため

チーズフィリング

  • 300 g 全脂のフレッシュホワイトチーズ — ほぐす
  • 200 g カイマク(kajmak) — やわらかくする
  • Lサイズの卵 2個 — 溶きほぐす
作り方

作り方

薄焼き生地を作る

  1. 薄焼き生地を作る卵2個、全乳450 ml、細塩5 gを泡立て器で混ぜ、そば粉150 g、小麦粉150 g、炭酸水450 mlを加える。約8分で粉だまりのない、通常のクレープよりやや厚い生地にする。

  2. 生地を休ませるボウルを覆い、15分休ませる。生地が落ち着き、わずかに粘度が増した状態にする。

  3. 10枚焼く22 cmのフライパンに計量したひまわり油50 mlを薄く使いながら、中火で合計約30分かけて10枚焼く。片面が固まり軽く色付いたら一度返し、縁を硬くしない。

重ねて焼く

  1. フィリングを混ぜるフレッシュホワイトチーズ300 g、やわらかくしたカイマク200 g、溶き卵2個を約5分混ぜ、塗り広げられる厚さにする。チーズの粒感は少し残してよい。

  2. 重ねて切る22 cmの耐熱皿で薄焼き生地とフィリングを交互に重ね、上にも薄くフィリングを塗る。約12分で端まで均一に重ね、焼く前に食べる大きさへ切り分ける。

  3. 焼く200 °Cに予熱したオーブンで30分焼く。表面がきつね色になり、卵とチーズの中心温度が少なくとも71 °Cに達し、中心が湿って流れないことを確認する。

  4. 短く冷ますオーブンから出し、10分休ませる。フィリングが落ち着き、持ち上げても層がずれにくくなってから盛る。

実用情報

実用情報

食べ方

温かいうちにくさび形または四角に切って出す。塩味の前菜、朝食、軽食としてまとまりやすい。

作り置き

薄焼き生地は同じ日の早い時間に焼いて覆っておける。卵を含むフィリングは組み立てる直前に混ぜる。焼いた後は2時間以内に4 °C以下へ冷蔵する。

カイマクの代替

カイマク200 gを全脂サワークリームへ替えると、フィリングは酸味が強く、やわらかくなり、濃縮乳脂肪のコクが減る。

確認ポイント

確認ポイント

  • 薄焼き生地が重ねる途中で破れる目安: 焼きすぎて乾燥した可能性がある。軽い焼き色で止め、焼いた生地は覆っておく。調整: —
  • 切ると層が滑る目安: フィリングがゆるすぎるか、焼きたてをすぐ切っている。フィリングを厚く保ち、焼成後10分休ませる。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1食分22 cmの重ね焼きの1/8
  • エネルギー525 kcal
  • 炭水化物38 g
  • たんぱく質19 g
  • 脂質33 g
  • 食物繊維4 g
  • ナトリウム650 mg

数値は目安です。計量した焼き油、全脂チーズ、カイマクを含めて8等分した概算です。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

乳、卵、小麦/グルテンを含みます。そば粉は小麦ではありません。卵を含むフィリングの中心は少なくとも71 °Cまで加熱します。残りは2時間以内に4 °C以下で冷蔵し、再加熱は74 °Cまで行います。

よくある質問

よくある質問

そば粉だけで薄焼き生地を作れますか?

この配合はそば粉150 gと小麦粉150 gを同量使う前提です。小麦粉を除くと柔軟性と焼き上がりが変わるため、このレシピでは置き換えません。

仕上がり: そば粉入りの薄焼き生地が柔らかい層を作り、チーズと卵のフィリングが完全に固まった重ね焼き。

決め手: 生地を乾かさず、フィリングを端まで塗り、焼いた後10分休ませてから切ること。