セルビア · 主菜または食べ応えのある付け合わせ

ジュベチ(Đuveč)

トマト、ズッキーニ、なす、赤・緑ピーマン、じゃがいも、玉ねぎを米と合わせ、熱い塩水を注いでふた付きでじっくり焼きます。米とじゃがいもが柔らかくなってからふたを外し、表面を軽く色付けます。

セルビアの代表料理
共有
ジュベチ(Đuveč)
出来上がり量 8人分
準備時間 30分
加熱時間 90分
待ち時間 10分
概要

ジュベチ(Đuveč)|7種の野菜と米を焼き込むセルビアのオーブン料理

ジュベチ(Đuveč)は、バルカンで野菜を煮たり焼いたりする幅広い料理群の名称でもあります。セルビアでは肉入り・肉なしの両方があり、日本語では「ジュベチ」という表記が使われる例があります。この固定版は肉を使わず、野菜と米をオーブンで一緒に仕上げます。

野菜はトマト500g、ズッキーニ500g、なす300g、赤ピーマン300g、緑ピーマン300g、じゃがいも300g、玉ねぎ300gです。合計量が米250gに対して大きいため、乾いた米料理ではなく、野菜を主体に米が全体をつなぐ構成になります。

水分は野菜からも多く出ますが、固定配合では500mlの熱い水を追加します。10g塩をこの水に溶かして沸騰させ、8g甘口パプリカ、2g黒こしょう、150mlひまわり油とともに、25×35cmの深い耐熱皿で材料へ均一に回します。

220℃で最初の75分はふたをきっちりします。約30分で皿全体が沸き始め、その後、米と1.5cm角のじゃがいもが柔らかくなるまで蒸気を逃がさず加熱します。米がまだ硬い段階でふたを外すと、表面だけ乾いて水分不足になります。

米とじゃがいもが完全に柔らかくなった後、ふたを外して15分だけ焼き、表面に軽い焼き色を付け、自由な水分を減らします。最後に10分休ませると、米が残った水分を吸い、野菜と米の分布が落ち着きます。

実用情報

実用情報

  • 野菜量を主役に保つ米250gに対して野菜をたっぷり使い、乾いた米料理にしない。
  • 熱い塩水を使うオーブン内で生産的な加熱へ入るまでの遅れを短くする。
  • ふたを外すのは最後だけ米とじゃがいもが柔らかくなる前に蒸気を逃がさない。
材料

材料

野菜と米

  • 500g完熟トマト、中くらいの大きさに切る
  • 500gズッキーニ、中くらいの大きさに切る
  • 300gなす、中くらいの角切り
  • 300g赤ピーマン、短冊または大きめ角切り
  • 300g緑ピーマン、短冊または大きめ角切り
  • 300gじゃがいも、皮をむいて1.5cm角
  • 300g玉ねぎ、薄切り
  • 250g米、洗って水を切る
  • 150mlひまわり油、分けて使う
  • 500ml水、熱くしてから加える
  • 10g細塩、加熱用の水へ溶かす
  • 8g甘口パプリカパウダー
  • 2g黒こしょう
作り方

作り方

作り方

  1. オーブンと材料を準備する20分でオーブンを温め、すべての野菜を洗って切る。250g米を洗って水を切り、25×35cmの深い耐熱皿へ油の一部を塗る。

  2. 野菜、米、熱い塩水を合わせる耐熱皿で野菜、米、残りの150mlひまわり油、8g甘口パプリカ、2g黒こしょうを均一に合わせる。片手鍋で500ml水と10g塩を沸騰させ、全体へ回しかける。この工程の作業時間は約10分。

  3. ふた付きで米とじゃがいもを柔らかくする耐熱皿をきっちり覆い、220℃のオーブンで75分焼く。約30分で液体が全体に沸き、ふた付き段階の終了時には米が柔らかく、じゃがいもも中心まで軟らかいことを確認する。ふたを開けるときは蒸気を顔から遠ざける。

  4. ふたを外して表面を仕上げる米とじゃがいもが柔らかくなってから覆いを外し、220℃で15分焼く。表面の野菜が薄く色付き、米はしっとりしているが水のたまりがない状態にする。

  5. 10分休ませる耐熱皿を熱に強い面へ置き、10分休ませる。泡立ちが落ち着き、米が最後のゆるい水分を吸ってから盛る。

実用情報

実用情報

提供

肉を使わない主菜として、またはシンプルに調理した肉料理の付け合わせとして温かく提供できます。1杯の中に米と野菜が一緒に入る状態が適切で、米だけが底に乾いた層を作らないようにします。

前準備と保存

野菜は数時間前に切って冷蔵できますが、米は組み立てる直前に洗います。完成後は速やかに浅い容器へ分け、2時間以内に4℃以下へ冷蔵し、3〜4日以内に食べます。温め直しは74℃まで行い、冷蔵で米が締まった場合だけ少量の水を足して覆います。

確認ポイント

確認ポイント

  • 表面は焼けたのに米が硬い目安: ふたを早く外したか覆いから蒸気が漏れた。米が柔らかくなるまで再びきっちり覆う。調整: —
  • 水っぽい目安: 水分の多い野菜が多く出たか、最後のふたなし15分が短い。米を乾かさないよう数分ごとに確認しながらふたなしを少し延ばす。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1人分の量焼き上がった全量の1/8
  • エネルギー380kcal
  • 炭水化物47g
  • たんぱく質6g
  • 脂質19g
  • 食物繊維6g
  • ナトリウム510mg

数値は概算です。製品、下処理による歩留まり、吸収量、実際の取り分け方によって変わります。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

固定材料に主要アレルゲンは本来含まれませんが、米や香辛料の加工環境に交差接触がある場合は製品表示を確認します。調理済みの米と野菜は2時間以内に4℃以下へ冷蔵し、3〜4日以内に使い、温め直しは74℃まで行います。

仕上がり: 野菜が主役で、柔らかな米が全体をつなぎ、表面だけ軽く色付きます。皿底に水がたまらず、米も乾きません。

決め手: 米とじゃがいもが柔らかくなるまではふたを外さず、最後の15分だけ開放して水分を濃縮することが決め手です。