トマト、きゅうり、青ピーマン、玉ねぎを白い塩水チーズで覆うバルカンのショプスカ・サラータ
ショプスカ・サラータの現代的な名称と形は20世紀半ばのブルガリアと強く結び付いており、その後バルカン各地に広まりました。セルビアでも家庭や飲食店でよく見られ、特にグリル料理やパンと並ぶ冷たい副菜として定着しています。
この配合では、トマト400 g、きゅうり250 g、青ピーマン150 g、玉ねぎ80 gを使います。野菜は同じ大きさのペースト状にせず、2 cm前後のトマトと角切りのきゅうり・ピーマン、薄切り玉ねぎを合わせることで、噛んだときの水分量と歯触りに差が出ます。
ドレッシングはサンフラワー油30 mlとワインビネガー15 ml、塩4 gだけです。複雑なソースを作るのではなく、塩で野菜から出る汁と油・酢が器の底で軽く混ざる程度にとどめます。早く塩を振るとトマトときゅうりから水が出過ぎるため、仕上げ直前に和えるのが重要です。
白い塩水チーズ200 gは、野菜を和えた後に粗くおろして上面へ広げます。最初から強く混ぜ込むとチーズが野菜の汁へ溶け込み、見た目も食感も均一になり過ぎます。上にのせておくことで、野菜の瑞々しさとチーズの濃い塩味を一口ごとに調整できます。
調理は加熱を伴わないため、野菜と器具の清潔さ、チーズの温度管理がそのまま食品衛生につながります。切ってから長時間置く料理ではなく、15分で仕上げてすぐ食べるサラダです。