セルビア料理 · 冷たいデザート

Šnenokle(メレンゲとバニラカスタードの冷菓)

甘い卵白メレンゲを熱い牛乳でやさしくポーチし、その牛乳で卵黄のバニラカスタードを作って冷やすセルビアのデザートです。

セルビアの代表料理
共有
Šnenokle(メレンゲとバニラカスタードの冷菓)
出来上がり量 6皿/6人分
準備時間 20分
加熱時間 15分
待ち時間 90分
概要

Šnenokle|ミルクでポーチするメレンゲとバニラカスタード

Šnenokleは、雪のような卵白のクネルとバニラ風味の卵黄カスタードを組み合わせる冷たいデザートです。セルビアの家庭菓子の中でも中央ヨーロッパの影響を感じさせる一品で、名前にもドイツ語系の語彙とのつながりがあります。見た目は軽やかですが、メレンゲのポーチとカスタードの温度管理が食感を左右します。

卵白はしっかりしたつやのある角が立つまで泡立て、800mlの牛乳を沸騰直前まで温めて、クネル状にすくったメレンゲを弱い火で両面ポーチします。牛乳を激しく沸騰させるとメレンゲが崩れやすいため、縁に小さな泡が出る程度を保ちます。

カスタードには残しておいた冷たい牛乳200ml、卵黄、砂糖、バニラシュガー、コーンスターチを使います。熱いポーチ液で卵黄液を少しずつ温めてから鍋へ戻し、絶えず混ぜながら最低71℃まで加熱します。完成後はメレンゲの周囲へ注ぎ、短く冷ましてから4℃以下で90分冷蔵します。

実用情報

実用情報

  • ポイントポーチ液は強く沸騰させず、メレンゲが崩れない温度を保つ。
  • ポイント返しやすい小さめのクネルに成形する。
  • ポイント卵黄液は熱い牛乳を少しずつ加えて温度差を小さくする。
  • ポイントカスタードは絶えず混ぜ、激しく煮立てずに71℃以上を確認する。
材料

材料

ポーチしたメレンゲ

  • 5個分 大きめの卵白
  • 60g グラニュー糖

バニラカスタード

  • 1000ml 全乳(200mlは卵黄液用に冷たいまま取り分ける)
  • 5個分 大きめの卵黄
  • 100g グラニュー糖
  • 30g コーンスターチ
  • 10g バニラシュガー
作り方

作り方

メレンゲをポーチ

  1. メレンゲを立てる大きめの卵白5個分をソフトピークまで泡立て、グラニュー糖60gを少しずつ加える。合計5〜6分を目安に、つやのあるしっかりした角が立ち、底に液体がたまらない状態にする。

  2. 牛乳800mlを温める広い鍋に全乳800mlを入れ、中弱火で約5分温める。縁に小さな泡が見えるが、表面が大きく沸き立たない状態を保つ。

  3. メレンゲをポーチするスプーンでメレンゲをクネル状にすくい、熱い牛乳へ入れる。ごく弱火で1個につき合計約1分、両面を加熱する。少し膨らみ、表面が固まって持ち上げても崩れなければよい。

  4. 取り出して水分を切る穴あきおたまでポーチしたメレンゲを浅い盛り皿へ移す。約3分かけて余分な牛乳を切り、形を保つ。

カスタード

  1. 卵黄液を作る卵黄5個、グラニュー糖100g、バニラシュガー10g、コーンスターチ30gに、取り分けた冷たい全乳200mlを加え、約3分なめらかに混ぜる。でん粉のだまを残さない。

  2. 温度差をならす熱いポーチ液を卵黄液へ少しずつ加えて混ぜ、約2分かけて温度を上げる。その後すべてを鍋へ戻し、卵が筋状に固まらない均一な液にする。

  3. 71℃以上まで煮る弱火で3〜5分、絶えず混ぜながら加熱する。カスタードがスプーンの背を覆う濃度になり、食品用温度計で71℃以上を確認したら火を止める。

  4. メレンゲへ注ぐ熱いカスタードを約2分かけてメレンゲの周囲と一部の上へ注ぐ。クネルを完全に沈めず、輪郭を残す。

冷却

  1. 90分冷やす短く粗熱を取り、覆って冷蔵庫へ入れる。4℃以下で90分冷やし、カスタードが冷えてやわらかく固まり、メレンゲの形が保たれたら提供できる。

実用情報

実用情報

保存と提供

各器に数個のメレンゲとバニラカスタードを盛り、十分に冷やして提供します。数時間前に作ると全体が安定しますが、食感は当日が最も整いやすいです。完成後は4℃以下で覆って保存し、2日以内を目安に使います。室温に置く合計時間は2時間未満にし、提供のために温め直しません。

確認ポイント

確認ポイント

  • メレンゲがしぼむ目安: 卵白の泡立て不足か、牛乳が強く沸騰しています。しっかりした角まで泡立て、ポーチ液は静かな温度に保ちます。調整: —
  • カスタードが分離する目安: 卵黄を熱い牛乳へ直接入れたか、火力が高すぎます。少しずつ温度を上げ、弱火で絶えず混ぜます。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1人分の量デザートボウル1杯
  • エネルギー約290kcal
  • 炭水化物約39g
  • たんぱく質約11g
  • 脂質約10g
  • 食物繊維約0g
  • ナトリウム約135mg

数値は目安です。使用する製品、下処理、吸収量、実際の取り分け方によって変わります。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

卵と乳を含みます。卵黄カスタードは71℃以上まで加熱し、完成後は速やかに4℃以下へ冷やします。室温に置く合計時間は2時間未満にします。

よくある質問

よくある質問

カスタードが固まってしまう原因は?

卵黄へ熱い牛乳を一度に入れたり、鍋で強く加熱したりすると凝固しやすくなります。少しずつ温度を上げ、弱火で絶えず混ぜます。

仕上がり: 白いメレンゲがやわらかなバニラカスタードの中に浮かび、冷たい口当たりと軽い泡の食感が対照になります。

決め手: メレンゲを静かな牛乳でポーチし、カスタードを弱火で71℃以上まで均一に加熱することが要点です。