大きめの夏野菜 · 二段階の焼成 · トマトとオリーブ油
ギリシャの夏野菜オーブン焼き ブリアム、じゃがいも、ズッキーニ、トマト、パプリカを、ふたをして柔らかくし、最後に高温で香ばしく煮詰める
じゃがいも、ズッキーニ、トマト、パプリカ、赤玉ねぎを浅い型で焼く。最初は覆って蒸し焼きにし、次に開けて水分を飛ばし、最後に高温で縁を香ばしく仕上げる。

- 出来上がり
- 6人分
- 準備
- 25分
- 焼成
- 1時間15分
- 合計
- 1時間40分
- 1人分
- ≈ 375 kcal
01 · 切る大きさ、広げ方、二段階の火入れ
じゃがいもを柔らかくしながら、ズッキーニとトマトを水っぽくしない
野菜ごとの水分と火の通り方が違うため、覆う時間と開ける時間を分け、浅い層で焼く。
ブリアムは、トマト、じゃがいも、ズッキーニ、玉ねぎなどをオリーブ油と香草で焼くギリシャの野菜料理である。材料は身近だが、すべてを同じように加熱すると、じゃがいもが硬いままか、ズッキーニとトマトが崩れて水っぽくなる。このレシピでは、大きめの切り方と三つの焼成区間で、柔らかさ、形、香ばしい縁を分けて作る。
トマトは400 gをすりおろして型の底のソースにし、残り300 gはくし形にして野菜として残す。すりおろしトマトへにんにく、オレガノ、タイム、塩、こしょう、オリーブ油100 mlを混ぜ、調味の基盤を作る。乾燥ハーブは先に液体へ散らすと塊にならず、すべての野菜へ均一に付く。
じゃがいもは4 cm角、ズッキーニは3 cm厚さ、パプリカは4 cm角にそろえる。細かく切ると、じゃがいもが柔らかくなる前に他の野菜が崩れる。型の中でよく混ぜた後、重なりをできるだけ少なくし、二層程度に広げる。深く積み上げると蒸気が抜けず、焼くというより煮る状態になる。
最初の25分は190°Cでしっかり覆う。ここでは蒸気を閉じ込め、じゃがいもの中心へ熱を届ける。覆いを外す時は、顔と反対方向へ蒸気を逃がす。続く30分は開けたまま焼き、下にある水分の多い野菜を一度だけ上へ返す。この時点でトマト汁が泡立ち、最初の焼き色が見え始める。
最後に210°Cへ上げ、18〜22分焼く。高い乾熱で野菜の縁を香ばしくし、残ったトマト汁とオリーブ油を浅いソースへ煮詰める。じゃがいもへナイフが抵抗なく入り、型の底に水っぽい液ではなく、つやのある少量のソースが残れば完成だ。焦げ方が偏る時だけ、最後の10分に一度返す。
焼き上がりは15分休ませる。すぐに取り分けると、柔らかい野菜から熱い汁が流れ、形が崩れやすい。休ませるとソースが表面へ戻り、へらで大きな塊のまま持ち上げられる。温かくても室温でも食べられ、パン、フェタ、オリーブなどを別に添えられる。冷蔵4日まで、再加熱は210°Cで覆わず、中心74°Cまで温める。
大きめに切る
火の通りが遅いじゃがいもに合わせ、他の野菜も大きめにして崩れを防ぐ。
最初は覆う
25分の蒸し焼きでじゃがいもの中心へ熱を入れ、トマトの水分を利用する。
最後は210°C
高温の乾熱で縁を焼き、型の底の汁をつやのある浅いソースへ変える。
02 · 正確な分量
6人分の材料
分量は表示した出来上がり量に合わせ、注記は食感、風味、安全性に関わる処理だけを示す。
ブリアム用
- 700 g煮崩れしにくいじゃがいも(4 cm角)
- 700 gズッキーニ(3 cm厚さの輪切り)
- 700 g完熟トマト400 gはすりおろし、300 gはくし形に切る。
- 400 g赤・黄パプリカ(4 cm角)
- 300 g赤玉ねぎ(厚めのくし形切り)
- 15 gにんにく(薄切り)約4片。
- 150 mlエクストラバージンオリーブ油
- 小さじ2乾燥オレガノ
- 小さじ1乾燥タイム
- 12 g細粒の海塩
- 小さじ1黒こしょう(挽きたて)
- 15 gイタリアンパセリ(刻む)盛り付け用。
03 · 6の明確な手順
作り方
実際の調理順に並べ、時間、温度、見た目や手触りで分かる仕上がりの目安を示す。
オーブンとトマトの土台を準備する
オーブンを190°C、ファン付きなら180°Cに予熱する。トマト400 gを型へ直接すりおろし、にんにく、オレガノ、タイム、塩、こしょう、オリーブ油100 mlを混ぜる。
ハーブの塊がなく、トマトの土台へ均一に調味されている。野菜を切って油を絡める
じゃがいも、ズッキーニ、トマトのくし形、パプリカ、赤玉ねぎを加え、型の中でよく混ぜる。広い層に整え、残りのオリーブ油50 mlを回しかける。
すべての野菜につやがあり、重なりはおよそ二層以内。覆って焼き始める
型をしっかり覆い、中段で25分焼く。覆いは顔と反対方向へ開け、蒸気を逃がす。
じゃがいもは柔らかくなり始めたが、野菜の形はまだ硬く保たれている。覆いを外して焼き、一度返す
覆いを外したまま30分焼く。薄いへらで一度だけ静かに返し、下の湿った野菜を上へ出す。
トマト汁が泡立ち、野菜の縁に最初の焼き色が付いている。温度を上げて色と濃度を付ける
オーブンを210°C、ファン付きなら200°Cへ上げ、さらに18〜22分焼く。色が偏る時だけ最後の10分に一度返す。
じゃがいもへナイフが通り、型の底には浅いつやのあるソースだけが残る。休ませて仕上げる
15分休ませ、パセリを散らす。じゃがいもとソースを味見し、必要な時だけ塩を調整する。
野菜が大きな形のまま持ち上がり、ソースは流れず表面へ絡む。
04 · 温度、時間、質感
管理ポイント
時間は目安とし、温度、色、質感、ナイフの抵抗を組み合わせて仕上がりを判断する。
最初の焼成
190°Cで25分覆って蒸気を閉じ込め、じゃがいもを乾かさず柔らかくする。
最後の焼成
210°Cで18〜22分縁を香ばしくし、残った汁を煮詰める。
休ませる
15分ソースが落ち着き、野菜を形のまま取り分けやすくなる。
| 問題 | 考えられる原因 | 修正方法 |
|---|---|---|
| じゃがいもが硬い | 切り方が大きすぎる、または最初の覆いが緩い。 | 4 cm程度にそろえ、最初の25分は蒸気が漏れないよう覆う。 |
| 全体が水っぽい | 型が深い、トマトが非常に水分多い、最後の高温が短い。 | 広い型で二層以内にし、210°Cの時間を数分延ばす。 |
| ズッキーニが崩れた | 薄く切ったか、何度も混ぜた。 | 3 cm厚さにし、返すのは覆いを外した後に一度だけにする。 |
05 · 調理後の扱い
盛り付け、保存、調整
仕上がりの食感、盛り付け方、残った料理の安全な保存をまとめて考える。
盛り付け
温かい状態でも室温でもよい。パン、フェタ、オリーブは別皿にする。
保存と再加熱
冷蔵4日まで。210°Cで覆わず、中心74°Cまで温め、上の縁を再び乾かす。
水分の多いトマト
すりおろす量を300 gへ減らし、開けて焼く時間を少し延ばす。
なすを加える
ズッキーニ300 gを4 cm角のなす300 gへ替えられる。大きさを保つと崩れにくい。
06 · 実用的な回答
よくある質問
野菜を別々に下焼きする必要がありますか?
必要ない。切る大きさ、最初の覆い、最後の高温を守れば、一つの型で火の通りをそろえられる。
作り置きできますか?
できる。焼いた翌日は味がなじむ。食べる前に210°Cで覆わず再加熱すると、縁の香ばしさが戻る。
07 · 1食分の概算
栄養情報
全材料の使用量から計算し、表示した人数または個数で割った概算。
- カロリー
- ≈ 375 kcal
- 炭水化物
- ≈ 38 g
- たんぱく質
- ≈ 6 g
- 脂質
- ≈ 24 g
- 食物繊維
- ≈ 7 g
- ナトリウム
- ≈ 810 mg
1食分: 1人分 約450 g。 主なアレルゲン: 記載した材料に主要表示アレルゲンはない。添えるパンやフェタは別途表示を確認する。 数値は標準的な食品成分資料による概算で、製品、吸油量、実際の取り分け方で変わる。