イタリアの代表料理

ボッリート・ミスト・ピエモンテーゼ

レシピ早見表

ボッリート・ミスト・ピエモンテーゼ

構造化レシピの主要情報。

料理イタリア料理・ピエモンテ
区分肉の盛り合わせ主菜
調理法複数の鍋での長時間煮込み
難易度上級
分量
8人分
準備時間
40分
加熱時間
210分
休ませる時間
15分
合計時間
265分
エネルギー目安
1人分 約835 kcal
道具
10〜12 Lの寸胴鍋 · 追加の鍋2つ · アク取り · 料理用たこ糸 · 即時読み取り式温度計 · 大きな温かい盛り付け皿

ボッリート・ミスト・ピエモンテーゼ — 牛肉、牛タン、鶏、コテキーノとbagnet verd

異なる部位の牛肉、牛タン、鶏を香味スープで静かに煮、脂の強いコテキーノは別鍋で火入れし、じゃがいもとパセリ主体のbagnet verdを添える家庭向けピエモンテ料理。

ボッリート・ミスト・ピエモンテーゼ — 盛り付けて食卓に出せる状態
完成した料理を盛り付けた状態。

01 · 概要

概要

ボッリート・ミストの特徴は、同じ肉を大量に煮ることではなく、性質の違う肉を一皿で比べることにある。コラーゲンの多い牛肉、締まった牛タン、柔らかな鶏、脂と香辛料の強いコテキーノを組み合わせる。

儀礼的な gran bollito はさらに多くの部位を使う。本レシピは家庭向けに縮小し、牛肉2種、牛タン、鶏、コテキーノという構成にする。

牛肉と牛タンは、香味野菜を煮出した熱い湯へ入れる。再沸騰後にアクを取り、その後はごく弱い沸騰に落とす。鶏は約75分後に加え、火が入ったら先に取り出す。

コテキーノは別鍋で煮る。脂と塩分を主鍋へ出しすぎないためである。

Bagnet verd は、パセリ、アンチョビ、ケッパー、酢、にんにく、ゆで卵、パン、オリーブ油で作る。酸味と草の香りが肉の脂を切る。

肉は早く切らない。仕上がった塊は少量の熱いスープで湿らせ、最後に切り分ける。

02 · 材料

材料

主鍋

牛肩またはすね肉 600 g、ひと塊で縛る
牛胸またはscaramella 600 g
牛タン 500 g
骨つき鶏または雌鶏 700 g
玉ねぎ 180 g
にんじん 180 g
セロリ 120 g
クローブ 2粒
ローリエ 2枚
パセリの茎 10 g
粗塩 18 g
水 約6 L

別鍋

生コテキーノ 400 g
じゃがいも 800 g

Bagnet verd

イタリアンパセリ 60 g
硬くなった白パン 30 g
赤ワイン酢 30 ml
アンチョビ 12 g
ケッパー 15 g
ゆで卵 50 g
にんにく 6 g
エクストラバージンオリーブ油 100 ml

03 · 作り方

作り方

作り方

  1. 水6 Lと香味野菜、塩を沸かし、20分煮る

    水6 Lと香味野菜、塩を沸かし、20分煮る。

  2. 牛肉と牛タンを入れ、再沸騰後にアクを取る

    牛肉と牛タンを入れ、再沸騰後にアクを取る。

  3. ごく弱火にし、合計2.5〜3時間を目安に煮る

    ごく弱火にし、合計2.5〜3時間を目安に煮る。

  4. 75分後に鶏を加える

    75分後に鶏を加える。

  5. 鶏を60〜90分煮て、最も厚い肉で74℃以上を確認し、柔らかくなったら取る

    鶏を60〜90分煮て、最も厚い肉で74℃以上を確認し、柔らかくなったら取る。

  6. コテキーノを別鍋の冷水から60〜90分煮て、中心71℃以上にする

    コテキーノを別鍋の冷水から60〜90分煮て、中心71℃以上にする。

  7. じゃがいもを20〜25分ゆでる

    じゃがいもを20〜25分ゆでる。

  8. パンに酢を吸わせる

    パンに酢を吸わせる。

  9. パセリ、アンチョビ、ケッパー、ゆで卵、にんにくを粗く刻む

    パセリ、アンチョビ、ケッパー、ゆで卵、にんにくを粗く刻む。

  10. オリーブ油を加えてbagnet verdにする

    オリーブ油を加えてbagnet verdにする。

  11. 牛肉が柔らかくなったら順に取り出す

    牛肉が柔らかくなったら順に取り出す。

  12. 牛タンの外皮を温かいうちにむく

    牛タンの外皮を温かいうちにむく。

  13. 仕上がった肉は塊のまま熱いスープで保湿する

    仕上がった肉は塊のまま熱いスープで保湿する。

  14. コテキーノを休ませる

    コテキーノを休ませる。

  15. 食べる直前に肉を切り、じゃがいもとbagnet verdを添える

    食べる直前に肉を切り、じゃがいもとbagnet verdを添える。

04 · 確認ポイント

確認ポイント

主鍋はごく弱い沸騰

主鍋はごく弱い沸騰。

コテキーノは別鍋

コテキーノは別鍋。

鶏は火が入ったら取り出す

鶏は火が入ったら取り出す。

肉は最後に切る

肉は最後に切る。

問題目安調整
牛肉が乾いて硬い主鍋が強く沸騰している。
鶏が崩れる入れるのが早い、または火入れ後も鍋に残している。
盛り合わせが冷える早く切りすぎ。

05 · 実用情報

実用情報

実用的な補足

完全なgran bollitoはさらに多くの部位を含む。本レシピは家庭用の縮小版である。 前日に作る場合は肉とスープを浅い容器へ分けて素早く冷却し、翌日は肉をスープの中で穏やかに温め直す。

アレルゲンと食品衛生

Bagnet verd は魚、卵、小麦・グルテンを含む。鶏は74℃以上、コテキーノは71℃以上。大量の肉とスープは浅い容器へ分け、2時間以内に冷蔵する。

06 · よくある質問

よくある質問

これは完全なgran bollito?

違う。家庭向けの縮小版。

なぜ複数の鍋が必要?

鶏は早く仕上がり、コテキーノは脂と塩分が強いため。

07 · 栄養情報

栄養情報

1人分
肉の盛り合わせ+じゃがいも約100 g+bagnet verd(全8人分のうち1人分)
エネルギー
約835 kcal
炭水化物
27 g
たんぱく質
68 g
脂質
50 g
食物繊維
3 g
ナトリウム
約1,550 mg

- 1人分: 肉の盛り合わせ+じゃがいも約100 g+bagnet verd(全8人分のうち1人分) - エネルギー: 約835 kcal - 炭水化物: 27 g - たんぱく質: 68 g - 脂質: 50 g - 食物繊維: 3 g - ナトリウム: 約1,550 mg

完成形: 牛肉、牛タン、鶏、コテキーノの食感差を、酸味のあるbagnet verdと一緒に味わう。 決め手: 肉ごとに異なる終了時点を守ること。