イタリアの代表料理
Baccalà arracanato(モリーゼ風バッカラのオーブン焼き)

レシピ早見表
Baccalà arracanato(モリーゼ風バッカラのオーブン焼き)
構造化レシピの主要情報。
- 分量
- 4人分
- 準備
- 15分
- 加熱
- 35分
- 合計
- 50分
- エネルギー目安
- 約485 kcal(1人分あたり)
塩鱈と香草パン粉を重ねて焼くモリーゼ料理
Baccalà arracanato(モリーゼ風バッカラのオーブン焼き)
塩抜きしたバッカラに、固くなったパンのクラム、松の実、レーズン、にんにく、オレガノを重ね、レモンとオリーブ油でまとめて焼く。180 ℃で35分、表面は香ばしく、魚は水分を残して仕上げる。

01 · 概要
概要
Baccalà arracanatoはモリーゼに結び付く塩鱈料理で、魚そのものよりも、パンのクラム、松の実、レーズン、にんにく、オレガノを重ねる構成に特徴がある。この配合では塩抜き済みのバッカラを使い、甘味・香ばしさ・酸味を一つの焼き皿にまとめる。
仕上がりを左右するのは水分量である。魚の表面をよく拭き、トッピングは練らずにほぐれた状態を保つ。180 ℃で35分焼き、パンの表面が締まり、魚が63 ℃に達するか、身が不透明になって容易にほぐれる状態を目安にする。
パンは練らない
水分を加えてもペースト状にせず、指でほぐれる粗いクラムを保つ。
魚の水分を守る
焼き色だけを追わず、厚い部分の火通りと身のしっとり感を同時に確認する。
02 · 材料
材料
バッカラとトッピング
- 800 g
- 塩抜き済みバッカラ(鱈) 均等な大きさに切る
- 150 g
- 固くなったパンの中身 皮を除いて粗くほぐす
- 20 g
- 松の実
- 30 g
- レーズン 洗って10分水に浸し、よく水気を切る
- 5 g
- にんにく 細かくすりおろす。約1片
- 2 g
- オレガノ
- 10 g
- 細かいパン粉
- 50 ml
- レモン汁
- 45 ml
- エクストラバージンオリーブ油
- 30 ml
- 水
03 · 作り方
作り方
作り方
レーズンを戻す
レーズンを洗い、水に10分浸してからざるに上げ、表面の水分をしっかり取る。
ふっくらしているが、水気を残さない状態にする。バッカラを整える
塩抜き済みのバッカラを均等な4つの部分に切り、骨があれば除く。表面をペーパーで丁寧に拭く。
トッピングが付くよう、魚の表面は十分に乾いている状態にする。トッピングを合わせる
パンのクラム、松の実、レーズン、にんにく、オレガノ、細かいパン粉を混ぜ、レモン汁、オリーブ油、水を加えて全体を軽くなじませる。
混合物はペーストにせず、ほぐれた粗いクラム状を保つ。焼き皿に組む
バッカラを焼き皿に間隔をあけて並べ、トッピングを均等にのせる。押し固めすぎない。
魚同士を離し、周囲に熱が回るようにする。焼く
180 ℃に予熱したオーブンで35分焼く。厚い部分は63 ℃、または身が不透明で容易にほぐれることを確認する。
表面は香ばしく締まり、魚の身は水分を残している状態が目安。
04 · 確認ポイント
確認ポイント
焼き上がり
魚の中心厚い部分で63 ℃、または身が不透明になり、軽く押すと層に沿ってほぐれる状態を確認する。
食感
トッピングの水分焼く前はしっとりしても、指でほぐれる状態を保つ。粘る場合は混ぜすぎない。
| 問題 | 目安 | 調整 |
|---|---|---|
| 表面がべたつく | 魚やレーズンの水気が残ると、パンの層が蒸されやすい。 | 魚とレーズンの表面を十分に乾かし、トッピングを押し固めない。 |
| 魚が乾く | パンの焼き色を待ちすぎると厚みの少ない部分が先に乾く。 | 35分を基準に中心温度と身のほぐれを確認し、必要以上に延長しない。 |
05 · 実用情報
実用情報
保存と再加熱
残りはふた付き容器で冷蔵し2日以内に使う。再加熱する場合は中心まで74 ℃にする。
仕込みの順序
レーズンを最初に戻し、その間に魚とパンの準備を進めると、水分管理がしやすい。
06 · よくある質問
よくある質問
塩鱈はそのまま使える?
この配合は塩抜き済みのバッカラを前提にしている。塩分が強いものは、製品の指示に従って十分に塩抜きしてから計量する。
松の実とレーズンは省ける?
この配合では両方を構成要素として使う。省略すると、この配合で狙う甘味と香ばしさのバランスが変わる。
07 · 栄養情報
栄養情報
- エネルギー
- 485 kcal
- 炭水化物
- 35 g
- たんぱく質
- 43 g
- 脂質
- 19 g
- 食物繊維
- 3 g
- ナトリウム
- 1280 mg
4人分のうち1人分あたりの概算値。USDA FoodData Centralの食品成分データを用いた材料重量ベースの計算で、実測値ではない。 塩分はバッカラの塩抜き状態で大きく変わる。